マイケル・J・フォックス、エミー賞最年少受賞から40年――『バック・トゥ・ザ・フューチャー』同時期の記録は健在
『バック・トゥ・ザ・フューチャー』シリーズ(1985~1990年)で知られる俳優マイケル・J・フォックスは、エミー賞主演男優賞の最年少受賞者として知られている。
フォックスは1986年、ドラマシリーズ『ファミリータイズ』(1982~1989年)で第38回エミー賞主演男優賞(コメディシリーズ部門)を受賞。当時25歳の受賞は史上最年少で、この記録は未だに破られていない。
同部門でフォックスの次に若い受賞者は、『一流シェフのファミリーレストラン』(2022年~)で2023年に初受賞したジェレミー・アレン・ホワイトで、当時32歳だった。
『ファミリータイズ』は人気シットコムシリーズとして知られ、フォックスは元ヒッピーの両親を持つ保守的な青年、アレックス・キートン役を演じた。当時のフォックスは、『バック・トゥ・ザ・フューチャー』や『ティーン・ウルフ』(1985年)のヒットによって、映画スターとして急速に知名度を高めていた。

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受賞時、米『ハリウッド・リポーター』のインタビューで「『バック・トゥ・ザ・フューチャー』のように過去に戻れるなら、どの時代に戻りたいですか?」と訊かれたフォックスは、「受賞者が発表された20分前に戻りたい」と答えたという。
受賞対象となった『ファミリータイズ』シーズン4は、さまざまな意味で現在でも語り継がれている。それは、同シーズンで初登場したアレックスの恋人を演じるトレイシー・ポランが、実生活でフォックスと結婚したためだ。2人は1988年に結婚し、現在まで連れ添っている。
その後も『ファミリータイズ』の放送は続き、フォックスは同作でエミー賞主演男優賞を3年連続で受賞する快挙を達成した。
さらにフォックスは、2000年には『スピン・シティ』で同じく主演男優賞(コメディシリーズ部門)を、2009年には『レスキュー・ミー NYの英雄たち』でゲスト男優賞(ドラマシリーズ部門)を受賞。通算18回ノミネートされ、4度の受賞を果たしている。

一方で、パーキンソン病の研究支援や啓発活動への尽力でも知られている。フォックスは29歳だった1990年頃にパーキンソン病の診断を受け、一時は俳優活動から退いていたが、現在は復帰を果たしている。
最近では、Apple TVの『シュリンキング:悩めるセラピスト』の最新シーズンにゲスト出演した。フォックス演じるパーキンソン病患者のジェリーは、同じくパーキンソン病と診断されたポール・ローズ医師(演:ハリソン・フォード)と友情を育んでいく重要なキャラクターとして登場。フォックスは同作での演技により、再びエミー賞候補となる可能性もある。
※本記事は英語の記事から抄訳・要約しました。
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