グレタ・ガーウィグ監督作『バービー』がゴッサム・アワードを受賞へ

『バービー』写真: ©JAAP BUITENDIJK/WARNER BOS./COURTESY EVERETT COLLECTION

グレタ・ガーウィグ監督作『バービー』が14日、今年のゴッサム・アワードで“Global Icon & Creator Tribute”を受賞することが分かった。

今年の最高興行収入を記録した映画『バービー』は、オスカーで作品賞候補入りを狙うなかゴッサム・アワードで初めてメジャーな賞を獲得する。

同アワードのエグゼクティブディレクター、ジェフリー・シャープ氏は声明で以下のように述べた。「世界中の観客がバービーの独創的な世界観、鋭い脚本、エモーショナルな演技、鮮やかな衣装や目の覚めるような音楽の虜になりました。この傑作とクリエイティブな才能を持つ人々を称えられることは非常に喜ばしいです」

“Icon & Creator Tribute”は、文化的なアイコンとその物語に命を吹き込んだ映画制作者を称えるために今年新設された。同賞は、『バービー』で共同脚本を務めたノア・バームバックをはじめ、撮影のロドリゴ・プリエト、美術のサラ・グリーンウッド、衣装デザインのジャクリーヌ・デュラン、音楽のマーク・ロンソン&アンドリュー・ワイアットらクリエイティブチームに贈られる。

これまでガーウィグは、俳優としては『ベン・スティラー 人生は最悪だ!/ グリーンバーグ』(ノア・バームバック監督)で、脚本・監督としては『レディ・バード』で計3回ゴッサム・アワードにノミネートされている。

ゴッサム・アワードは以前、ブラッドリー・クーパー監督『マエストロ: その音楽と愛と』が“Cultural Icon & Creator Tribute”、マイケル・マン監督『フェラーリ(原題)』が“Icon & Creator Tribute for Innovation”、『ラスティン: ワシントンの「あの日」を作った男』が“Cultural Icon & Creator Tribute for Social Justice”、ベン・アフレック監督『AIR/エア』が“Visionary Icon & Creator Tribute”をそれぞれ受賞すると発表していた。

第33回ゴッサム・アワードは11月27日、ニューヨークで開催予定。

※今記事は要約・抄訳です。オリジナル記事はこちら

Similar Posts