ジェイコブ・エロルディ、バリー・コーガンがエメラルド・フェネル監督最新作『Saltburn(原題)』のプレミアに登場

J・エロルディ、E・フェネル監督、B・コーガン、14日 写真: ©LEON BENNETT/GA/THE HOLLYWOOD REPORTER VIA GETTY IMAGES

『プロミシング・ヤング・ウーマン』のエメラルド・フェネル監督最新作『Saltburn(原題)』のLAプレミアが14日に開催され、出演者のジェイコブ・エロルディ、バリー・コーガンが登場した。

『Saltburn(原題)』は、オックスフォード大学の学生・オリバー(コーガン)が魅力的なフェリックス(エロルディ)の家族が所有する広大な城“ソルトバーン”で貴族暮らしを体験するという物語。城でのお祭り騒ぎシーンの撮影について、エロルディは「(出演ドラマの)『ユーフォリア/EUPHORIA』のパーティーシーンの撮影より早く済んだ」と冗談交じりに語った。

さらに米ハリウッド・リポーターに対し、エロルディは「フェネル監督はロウソクの火を用いてキューブリック的な手法を取っていた。ネオンを大量に使用した『ユーフォリア/EUPHORIA』の雰囲気とは全く違う」と明かした。

『Saltburn(原題)』の台本を読むと、ストーリーは想像していたものと違っていたという。「彼女(フェネル)の世界観なので、できるだけ真っ白なキャンバスの状態で挑みました。ただ耳を傾けて、吸収するようにね」

コーガンは、フェネルについて「お姉ちゃんのような存在。肩の力を抜いて、少し自分をさらけ出せるような安心感を与えてくれた」と表した。

フェネルによると、コロナ禍に新作のストーリーを書き始めたそうだ。「完全に頭をおかしくさせるような欲望についての話。私たちは、人に触れられない時を過ごしていました。今作は、誰かに触れられない時に何が起こるかということを描いています」

『Saltburn(原題)』はマーゴット・ロビーが制作を務め、助演俳優にはロザムンド・パイク、キャリー・マリガン、リチャード・E・グラント、アーチー・マデクウィらが顔を揃えた。「プロミシング~」のトリオが再集結することについて、フェネルは「より良い作品を生み出そうと、お互いに努力する仲です。信頼関係があって、2人とも大好き」と伝えた。

今年、映画『バービー』にミッジ役でカメオ出演したフェネル。グレタ・ガーウィグ監督について「彼女は最も優れたリーダーで、才能のある作り手だと本当に思っています。セットでは幼少期の記憶が非常に丁寧に再現されているのを目の当たりにして、凄く感動しました。彼女の手法のすべてがインスピレーションです。最も偉大な1人ですね」と述べた。

映画『Saltburn(原題)』は11月17日(金)、アメリカの一部の劇場で公開。

※今記事は要約・抄訳です。オリジナル記事はこちら

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