ロバート・デ・ニーロ、“トランプ批判”を含むスピーチをカットされる

ロバート・デ・ニーロ 写真: ©STEPHANE CARDINALE - CORBIS/CORBIS VIA GETTY IMAGES
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27日、米ニューヨークで「ゴッサム・アワード」が開催され、ロバート・デ・ニーロが登場した。

デ・ニーロは、“Historical Icon&Creator Tribute”を受賞した『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』(マーティン・スコセッシ監督)を紹介するため、壇上に上がった。

そしてスピーチを読み始めると、政治的な内容を含む自身のコメントが削除されていると気付いたデ・ニーロ。元のスピーチを読み上げることを主張し、以下のように語りかけた。

「今では、事実が他のものにすり替えられ、陰謀論によって決定づけられてしまう。エンタメ業界は、この悩ましい病気に免疫がない」

そして、「前大統領は任期中に3万回以上噓をついた。嘘で本性が丸見えだ。弱者を攻撃し、自然の恵みを破壊し、“ポカホンタス”を蔑称として使うこともあった」と続けた。

さらに、スピーチをカットした「キラーズ~」の制作会社・Appleを非難した。「もうAppleに感謝を伝える気になれない。まったく、何でこんなことをしたんだ?」

これまでも“トランプ批判”を公に

デ・ニーロはこれまでも、トランプに対する非難を口にしていた。

2019年には「彼はとんでもない愚か者。善意というものがない。国民を心地よくすることこそ、大統領の役目だ。それが責任なのに、すべてが欠けている」とコメント。

また2018年のトニー賞では、壇上で「くたばれ、トランプ」と叫んだことでも知られている。

※今記事は要約・抄訳です。オリジナル記事はこちら。翻訳/和田 萌

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