冬に恋しくなるクリスマスの恋愛映画5作品
いよいよ12月。街はクリスマスムード一色になり、寒さも深まって人恋しくなるこの季節。ハートフルでロマンティックな気分を味わいたくなりますよね。
クスっと笑えるラブ・コメディからしっとりした大人の恋まで、クリスマスに観たくなる恋愛映画5作品をご紹介します。暖かいお部屋でのんびり観ながら、心ときめく時間を過ごしてみませんか。
『ラスト・クリスマス』
ワム!の大ヒット曲「ラスト・クリスマス」をモチーフにしたロマンティック・コメディ。ロンドンのクリスマスショップで働くケイト(エミリア・クラーク)は、不思議な青年トム(ヘンリー・ゴールディング)に出会い本当の幸せが何かを見つめ直していきます。
『ラブ・アクチュアリー』のエマ・トンプソンが原案、脚本、出演を担当。主演エミリア・クラークの底抜けに明るい笑顔があまりにもチャーミングで、観てるとこちらまで元気になります。
ただのラブストーリーでは味わえない、ある秘密にたどりつくエンディングは涙なしでは観られません。自分にも周りにも優しくしたくなるハートフルなクリスマス映画です。
『ラブ・アクチュアリー』
クリスマスの恋愛映画と言われて、真っ先に思い出すのが『ラブ・アクチュアリー』。この季節になると必ず観たくなるクリスマス映画の名作です。
クリスマスシーズンのロンドンを舞台に、19人の男女のラブストーリーを描いたロマンティック・コメディ。ヒュー・グラント、コリン・ファース、キーラ・ナイトレイなど豪華俳優陣が出演しています。
『アバウトタイム~愛おしい時間について~』のリチャード・カーティスが監督ですが、何気ない日常が宝もののように感じられる視点は本作でも健在。目の前の一瞬一瞬を大切にしたくなくなります。「愛はすぐそばにある」と優しい世界を信じたくなるはずです。
『キャロル』
1950年代のニューヨークを舞台に、女性同士の恋を描いた珠玉のラブストーリー。原作は『太陽がいっぱい』で知られるパトリシア・ハイスミスで、彼女の経験をベースにした自伝的小説です。
惹かれ合う2人を演じるのはケイト・ブランシェットとルーニー・マーラ。少女のような透明感を持つルーニーがとっても愛らしいのはもちろん、語らずにはいられないのがケイト・ブランシェットの群を抜いた美しさ。タバコを片手にドライマティーニをたしなむ姿は神々しいほど。ケイトに見つめられたら、誰でもその美貌の魔力に吸い込まれてしまいます。
ロマンティックなだけでなく、スパイスの効いた大人の恋愛映画です。
『セレンディピティ』
セレンディピティとは、偶然をきっかけに幸運を手にする能力。ふとした出会いから運命に導かれていく経験はありませんか?映画『セレンディピティ』は、そんな運命や奇跡を信じたくなるロマンティックな恋愛映画。
主人公のジョナサン(ジョン・キューザック)とサラ(ケイト・ベッキンセイル)は、ひょんな出会いからお互いの運命を信じて奔走していきます。セントラルパーク、ウォルドルフ・アストリアなどニューヨークの数々の名所も登場。ストーリーのカギとなるカフェ・セレンディピティ3は、ニューヨークに実在する老舗店。
本作のファンでロケ地のカフェまで行きましたが、ロマンティックなムード漂う店内にいると”セレンディピティ”が起こせそうな気分に。奇跡が待ち遠しくなる王道ラブストーリーです。
『フォーリング・フォー・クリスマス』
リンジー・ローハンが久々のスクリーン復帰を果たした本作。わがままなお嬢様シエラ(リンジー・ローハン)は事故で記憶喪失に。ロッジを経営するシングルファーザー(コード・オーヴァーストリート)のもとでお世話をしてもらう内に、本当の自分を見つけていくコメディタッチの恋愛映画です。
記憶を無くす前と後でシエラの性格が変わると、見える世界も違っていきます。自分次第で人生はいくらでも変えていけることを気付かせてくれます。
クリスマス・シーズンのロッジ、スキー場、マーケット。もうこれだけでもムード満点。衣装やインテリアも赤や緑やゴールドとクリスマスカラーに彩られ、スノーホワイトをバックにこれ以上ないほど華やか。クスっと笑えて心もときめく、ゆっくり観るのに最高なラブ・コメディです。
気軽に観れる作品から心を奪われる濃厚な恋愛映画まで、クリスマスに観たくなる恋愛映画5作品をご紹介しました。気分に合った作品を選んで、聖なる夜に楽しんでみて下さいね。