ティモシー・シャラメ、新作『ウォンカ』が「“ぼったくり作品”になるのでは?」と心配していた
ティモシー・シャラメが、新作『ウォンカとチョコレート工場のはじまり』に対し、当初抱いていた懐疑的な気持ちを明らかにした。
主人公ウィリー・ウォンカを演じたシャラメは「GamesRadar+」のインタビューで、ウォンカとウンパルンパとの出会いも描かれる同作について語った。
「リメイクが制作されるとき、私も他の人と同じようにオリジナルバージョンを大切に守りたいと感じます」「果たして、これは正当で価値のある物語なのか、それともひねくれたぼったくり作品なのかという疑いが生じてしまうのです」
しかし、台本の最初の3ページを読んだところで、同作が特別な作品であると悟ったという。
「台本に、オープニング曲の『Hat Full of Dreams』の歌詞が載っていました。その歌詞が、それはもう巧みだったのです」
「若き日のウィリーについての曲で、過去の作品で観てきたクレイジーな彼ではなく、野心的で希望に満ち、少しナイーブな彼のことが歌われています。本当に独創的です」
監督の指名で“ウォンカ役”に
ポール・キング監督は以前、米『ローリング・ストーン』に対し、“ウォンカを演じられるのはシャラメしかいない”という理由でオーディションは行わなかったと明かしていた。
一方で、シャラメ本人としては、必ずしも歌って踊る役を探していたわけではなかったそうだ。
「私は劇場も、歌って踊るのも大好きです。それに、フレッド・アステアの映画やジーン・ワイルダー版のオリジナルもお気に入りです。まさか、こんな形でチャンスを得られるなんて思いもしませんでした。でも、キング監督に“ノー”は言えません」
『ウォンカとチョコレート工場のはじまり』は、12月8日(金)より日本公開。
※今記事は要約・抄訳です。オリジナル記事はこちら。翻訳/和田 萌
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