『アントマン&ワスプ: クアントマニア』のジョナサン・メジャース、有罪判決を受けマーベルが契約解除

ジョナサン・メジャース 写真: JON KOPALOFF/GETTY IMAGES

18日、マーベル映画『アントマン&ワスプ: クアントマニア』のジョナサン・メジャースが、元恋人に対する暴行(第3級)・ハラスメントの2件で有罪判決を受けた。判決を受け、メジャースはマーベルから解雇された。

メジャースは今年3月、元恋人グレース・ジャバリさんに対する暴行容疑で逮捕されていた。

“征服者カーン”役でマーベルに出演

マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)作品では、悪役・征服者カーンを演じていたメジャース。今年は『アントマン&ワスプ: クアントマニア』とドラマ『ロキ』に出演、さらに新作『アベンジャーズ: カーン・ダイナスティ(原題)』(2026年5月1日全米公開)に主演する予定だった。

マーベル・スタジオの今後の対応としては、2通り考えられる。1つはカーン役に新たな俳優をキャスティングすることで、もう1つは計画を練り直して新たなヴィランを登場させることだ。情報筋によると、後者についてはすでにマーベル側が動き出しているという。

マーベルは今年11月、『アベンジャーズ5』(旧:「カーン・ダイナスティ」)の脚本に取り掛かるため、『ロキ』でクリエイターを務めたマイケル・ウォルドロンを雇ったとみられる。メジャースの逮捕という不測の事態が発生し、スタジオは軌道修正を図った可能性がある。

キャスティング変更は過去にも

過去にも、金銭上の問題などで再配役が行われたことがある。『アイアンマン』でジェームズ・ローズを演じたテレンス・ハワードは賃金問題で降板し、次作からドン・チードルと交代。また、『インクレディブル・ハルク』のエドワード・ノートンは創造性の相違からスタジオと対立し、『アベンジャーズ』以降マーク・ラファロが同役を演じることに。

直近では、故ウィリアム・ハートの後を継ぎ、ハリソン・フォードが『キャプテン・アメリカ: ニュー・ワールド・オーダー(原題)』で“サンダーボルト”・ロスを演じる予定だ。

業界の注目株だったメジャース

「クアントマニア」への出演に加え、2023年には『クリード 過去の逆襲』に出演。『ラストブラックマン・イン・サンフランシスコ』で脚光を浴びた後、ドラマ『ラヴクラフトカントリー 恐怖の旅路』や映画『ザ・ハーダー・ゼイ・フォール: 報復の荒野』などで主演を務めた。現時点で、新作『Magazine Dreams(原題)』は公開未定となっている。

事件後、PR会社・The Lede Companyとマネージメント会社・Entertainment 360はメジャースとの契約を打ち切った。

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「アントマン」「クリード」の俳優ジョナサン・メジャースを暴行容疑で逮捕 代理人は無罪を主張 – THR Japan (hollywoodreporter.jp)

※本記事は抄訳・要約です。オリジナル記事はこちら

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