『バービー』監督、GG賞司会者の“性差別的な”発言に反応「彼は間違っていない」

グレタ・ガーウィグ 写真: JAMES GOURLEY/GETTY IMAGES

映画『バービー』のグレタ・ガーウィグ監督が、今年ゴールデングローブ賞で司会を務めたジョー・コイが発したジョークについて、思いを明かした。

コイは授賞式当日、モノローグ中に「『バービー』は、巨乳のプラスチック人形についての話」と発言し、一部の人から「性差別的なジョークだ」と批判されていた。

英『BBC Radio 4』に出演したガーウィグは、「彼は間違っていません。バービーは、大量生産された最初の胸のある人形ですから」と伝え、「プラスチック人形が題材なので、映画にするのも中々難しかったと思います」と続けた。

また、バービー人形について、「その構造上、彼女には個性も物語もありません。一方的にイメージを押し付けられるだけの存在なのです」と見解を示した。

さらにガーウィグは、映画化について「彼女は歴史上、悪役でもあり、英雄でもありました。一見、表面的に見えても、凄く実りの多い話が書けると感じました」と明かした。

これまで、アワード司会経験を有する俳優のウーピー・ゴールドバーグやスティーヴ・マーティンが、コイに同情的なコメントを寄せている。

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※本記事は抄訳・要約です。オリジナル記事はこちら

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