第66回ブルーリボン賞「ゴジラ-1.0」が作品賞など3冠
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第66回ブルーリボン賞(2023年度)の各賞が23日、発表された。日米で大ヒットを続けている山崎貴監督の「ゴジラ-1.0」が作品賞を受賞。主演男優賞の神木隆之介、助演女優賞の浜辺美波と合わせ3冠となった。
神木は「大名倒産」、浜辺は「シン・仮面ライダー」も対象。主演女優賞は「こんにちは、母さん」の吉永小百合が射止め、1962年、2000年に続き昭和、平成、令和の3時代で受賞する偉業となった。
助演男優賞は「せかいのおきく」、「愛のイナズマ」など昨年は主演の「春に散る」も含め出演作9本が封切られた佐藤浩市。こちらは1981年の新人賞、2002年の主演男優賞に続き、父の三國連太郎さん以来となる個人賞3冠を達成した。
新人賞は、カンヌ映画祭で脚本賞を受賞した是枝裕和監督の「怪物」で主演の一人を担った黒川想矢に輝いた。
ブルーリボン賞は、在京スポーツ紙7紙の映画担当記者によって選出。授賞式は2月8日に開催される。
受賞結果は以下の通り。
・作品賞:「ゴジラ-1.0」
・監督賞:石井裕也「月」「愛にイナズマ」
・主演男優賞:神木隆之介「ゴジラ-1.0」「大名倒産」
・主演女優賞:吉永小百合「こんにちは、母さん」
・助演男優賞:佐藤浩市「愛にイナズマ」「せかいのおきく」「大名倒産」「ファミリア」ほか
・助演女優賞:浜辺美波「ゴジラ-1.0」「シン・仮面ライダー」
・新人賞:黒川想矢「怪物」
・外国作品賞:「ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー」
取材/記事:The Hollywood Reporter 特派員 鈴木元
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