『ボブ・マーリー:ONE LOVE』ジャパンプレミア、製作の長男ジギー来日「メッセージ分かち合うの楽しみ」

『ボブ・マーリー:ONE LOVE』ジャパンプレミアの様子

ジャマイカ出身の伝説的レゲエ・アーティストの生涯を映画化した『ボブ・マーリー:ONE LOVE』のジャパンプレミアが14日、東京・TOHOシネマズ日比谷で行われた。

ボブの長男でプロデューサーを務めたジギー・マーリー、主演のキングズリー・ベン=アディル、レイナルド・マーカス・グリーン監督が来日。ジギーは、父親が1979年にライブを行った地に降り立ち、「凄くワクワクしている。日本という国、日本人の文化やエネルギーが好き。この映画を通してメッセージを分かち合うのが楽しみ」と声を弾ませた。

36歳で早逝した父親から日本の話を聞くことはできなかったが、「楽器やウォークマンなど、お土産はたくさんもらった。日本は相手をリスペクトしている国だと思うのですが、ジャマイカでもリスペクトを大事にするので親近感や愛を感じます」と笑顔。このタイミングで製作したことについては、「私のスピリチュアルな部分から生まれた。宇宙から『このタイミングで作れ』と言われているような気持ちで作った。父から受け継がれているメッセージ、それがONE LOVEです」と説明した。

主演に抜てきされたアディルは、「準備に1年をかけた。ジャマイカ語を学ぶと思うと気が遠くなったが、今振り返るとすべてが一瞬だった」と述懐。「ボブ・マーリーが愛されているのは、特別なバイブスを感じるエネルギーがあるからで、ボブが生まれ育ったジャマイカで撮影できたこと、そしてボブのことを個人的に知っていた方々にお会いできたことがとてもうれしい。プロモーションの最後の活動を日本で終えられたこともうれしい」と満面の笑みを浮かべた。

ジギー・マーリー、レイナルド・マーカス・グリーン監督、キングズリー・ベン=アディル、高岡早紀、ショーナ・ケイ・リチャーズ駐日ジャマイカ大使、松尾駿

グリーン監督は「ジギーを筆頭にマーリー家の人々と数えきれないぐらい話し合いをした。ストーリーよりも作品をどういう方向性にもっていくか。映画全体が放つフィーリングや観客にどんな感情を持ってもらいたいかなど話し合った。話せないことはないぐらいフリーでオープンなディスカッションだった」と満足げ。「日本語はとても難しいが、そこをクリアできたら引っ越して暮らしたいくらい」とリップサービスも飛び出した。

プレミアにはスペシャルアンバサダーを務める俳優の高岡早紀とチョコレートプラネットの松尾駿も出席。高岡は「音楽が鳴っているだけで心躍る作品でした。誰かに愛されること、愛することが大切だとこの作品を見てボブ・マーリーに教えてもらった気がします」と感動。松尾も「日本のコメディアンでレゲエが一番好きなのは僕です。今日はボブに会えた気になれた」と興奮気味に語った。

ボブ・マーリー:ONE LOVE』は、5月17日に全国で公開される。

取材/記事:The Hollywood Reporter 特派員 鈴木元

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