ゲイリー・オールドマン、「ハリポタ」シリウス役に関する発言を釈明 ―「ファンを軽視するつもりはない」

俳優のゲイリー・オールドマンが、映画『ハリー・ポッター』シリーズでシリウス・ブラックに扮した自身の演技は「平凡」だったと発言したことについて釈明した。

オールドマンは22日、カンヌで行われた記者会見で、「シリーズのファンや、人々から愛されているキャラクターを軽視つもりはありません…俳優や画家など、すべてのアーティストは、自分の仕事を非常に厳しく評価してしまうのです」と説明した。

「自分の仕事に満足しているとしたら、それは私にとって死を意味します。この発言で私が伝えたかったのは、原作小説は秘密に覆われていて、鍵がかけられていたということです…もし私が5冊の本を読み、キャラクターの内面的な変化を理解していたら、違ったアプローチをしたかもしれません」

そしてオールドマンは、「ハリー・ポッターに最初に出演したとき、私は1冊の本（『アズカバンの囚人』）しか持っていませんでした。決して、映画や自分の演技が酷かったと言っているわけではありません。ただ、状況が違っていれば別の演じ方になっただろうという仮定の話です」と続けた。

オールドマンは、映画シリーズの「アズカバンの囚人」、「炎のゴブレット」、「不死鳥の騎士団」、そして「死の秘宝 PART2」の回想シーンに出演した。

※本記事は英語の記事から抄訳・要約しました。翻訳／和田 萌

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