デヴィッド・リンチ、肺気腫で自宅から出られないと明かす ― 監督引退は否定
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巨匠デヴィッド・リンチが、自身の健康状態について明かし、長年にわたる喫煙による肺気腫と診断され、コロナ感染への恐れから自宅から出られないと告白した。
現在78歳のリンチは、『Sight & Sound』に対し、「風邪でも大変なことになってしまう。わずかな歩行で酸欠になる」と語った。
また、映画製作については、リモートでの撮影なら可能だとしながら、「あまり気が進みませんが」とコメントした。
一方で、リンチは5日、自身のX(旧Twitter)に次のように投稿し、監督引退について否定した。
「今は、2年間禁煙しています。最近さまざまな検査を受けたのですが、幸いなことに肺気腫を除けば、凄く良い調子なんです。幸せに溢れているし、絶対に引退はしません。皆さんの思いやりに本当に感謝しています」
リンチは2017年、ドラマ『ツイン・ピークス The Return』を製作し、批評家・ファンから好評を博した。最後に手がけた映画は、2006年の『インランド・エンパイア』となっている。
※本記事は英語の記事から抄訳・要約しました。翻訳/和田 萌
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