アンジェリーナ・ジョリー、2024年トロント映画祭でトリビュートアワードを受賞

Angelina Jolie onstage at the 2024 Tony Awards
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アンジェリーナ・ジョリーが、来たるトロント映画祭でTIFFトリビュートアワード(インパクト・メディア部門)を受賞することが決まった。

オスカー女優である彼女は、9月8日に開催されるTIFFファンドレイザーにて表彰されるとともに、最新作『Without Blood』をトロントにてワールドプレミア上映する。ジョリーが脚本・監督・プロデュースすべてを手がけた『Without Blood』は、アレッサンドロ・バリッコの同名小説を原作とした戦争ドラマで、紛争時代に復讐と癒しを求める少女の物語を描く。サルマ・ハエック・ピノーとデミアン・ビチルが主演。

ジョリーは同じくトロフィーを受賞したエイミー・アダムス、ジャレル・ジェローム、ケイト・ブランシェット、マイク・リー、ドゥルガ・チュー=ボーズ、デヴィッド・クローネンバーグ、クレマン・デュコール、カミーユ&ザオ・タオらと共に祝福の場にあがる。TIFF トリビュートアワード受賞者の作品は、トロントの公式ラインナップに含まれる傾向にある。

またジョリーは、自身が製作総指揮を務めた初期の映画『最初に父が殺された』と『ブレッドウィナー』をトロントに出品している。彼女が女優として出演した映画には、ディズニーの『マレフィセント』シリーズ、『ソルト』、『17歳のカルテ』、そしてパブロ・ラライン監督の『マリア』などがある。

映画の撮影現場以外でも、ジョリーは難民や人権、環境保護に焦点を当てた人道的活動や、世界中の学校、保健、教育機関の資金援助で知られている。

トリビュートアワードの収益は、映画製作における多様性、公平性、インクルージョンを奨励するTIFFエブリ・ストーリー基金に寄付される。映画祭の慈善活動のためのガラディナーでの資金調達は、アカデミー賞受賞の前触れとしても知られ、毎年フェアモント ロイヤル ヨーク ホテルで開催される。

第49回トロント映画祭は9月5日から15日まで開催。

※本記事は英語の記事から抄訳・要約しました。翻訳/山中 彩果

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