ホアキン・フェニックス、『ジョーカー2』で再び減量→空腹をブルーベリーで抑えていた ― レディー・ガガとヴェネツィアに登場
トッド・フィリップス監督の映画『ジョーカー』の続編『ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ』が現地時間4日、ヴェネツィア国際映画祭でプレミア上映された。
前作は2019年、本映画祭で金獅子賞を受賞。プレミア会場には、新作でジョーカーを再演したホアキン・フェニックス、そしてハーレイ・クイン/リー役を務めたレディー・ガガが駆けつけ、10分半のスタンディングオベーションに包まれた。また、観客からは“ガガコール”が巻き起こり、ガガ本人は投げキッスでファンに感謝を表した。
フェニックスにアカデミー賞主演男優賞をもたらし、全世界興収10億ドル超えを記録した『ジョーカー』の待望の続編となった本作。フィリップス監督は、プレミア前に行われた記者会見で、続編の制作は「1作目よりも緊張感があった」と伝えた。
殺人事件の裁判を待つアーサー・フレック(フェニックス)は、アーカム精神病院でリー(ガガ)と出会い、瞬く間に恋に落ちる。アーサーの中に“ジョーカー”を見出したリーは、彼から第二の人格を引き出そうとする。
フィリップス監督によると、自身とフェニックスは、「(続編は)大胆な作品にしなければならない。全身全霊で取り組むべきだ」と考えていたという。そして、「1作目のような想像を超える作品を作れるだろうか?」と自問したそうだ。
また、本作で共演を果たしたガガとフェニックスはお互いを絶賛。ガガは記者に対し、「物凄く楽しかったです。今まで共演した他の俳優とは、全く違う経験でした。彼は、信じられないくらい余裕があって、自由なんです」と振り返った。
そして、役作りのための減量について問われると、フェニックスは「前よりも少しだけ大変でしたが、安全でしたよ。今は49歳なので、もうこれっきりにした方がいいですね」と回答。ガガは、「(ホアキンが)お腹が空いたときは、ブルーベリーを与えていました」と明かした。
映画『ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ』は、10月11日公開。
※本記事は英語の記事から抄訳・要約しました。翻訳/和田 萌
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