アマゾンMGM『ボルトロン』の主役にダニエル・クイン=トイが抜擢 ― トム・ホランドの代役経験者
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映画出演歴がほとんどない21歳の新人ダニエル・クイン=トイ。アマゾンMGMの、メカアニメをベースにした大予算の実写映画『Voltron/ボルトロン(原題)』の主役の座を射止めた。
Netflixのヒット作『レッド・ノーティス』を手がけたローソン・マーシャル・サーバーが監督。撮影は今秋オーストラリアで行われる。
『Voltron/ボルトロン』は、日本のSFシリーズ『百獣王ゴライオン』と『機甲艦隊ダイラガーXV』が原作。ワールドイベントプロダクションは、これらをシンジケート番組として編集・吹き替え。『Voltron: Legendary Defender』というタイトルで1980年代半ばに放映された。ロボット・ライオンズと名付けられた部隊に所属する5人の若いパイロットが主人公で、5人が合体してメガロボット”Voltron”を結成するストーリーだ。
今回の新バージョンのプロット詳細はまだわかっていない。はっきりしているのは、この役がダニエル・クイン=トイを、キャスティングエージェントやプロデューサーのホットリストに押し上げる可能性があるということだ。
クイン=トイは映画出演の経験はないものの、テレビ出演の経験はある。なによりも、映画製作者に感銘を与えたのは、彼の舞台での仕事だ。ロンドンのLAMDA(アカデミー・オブ・ミュージック・アンド・ドラマティック・アーツ)とダンス・スクール・オブ・スコットランドに在籍した21歳の演技派。この春ウェストエンドにて、スパイダーマン俳優トム・ホランドの代役を務めた。その他、LAMDAが主催する演劇作品にも多数出演している。
※本記事はオリジナル記事から抄訳・要約しました。翻訳/山中 彩果
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