マーク・ラファロ、トランプ氏の勝利に反応「私たちは完全に負けた」
俳優のマーク・ラファロが現地時間10日、ACLU 南カリフォルニア支部より権利章典賞を授与され、米大統領選でのドナルド・トランプ氏の勝利について言及した。
カマラ・ハリス氏を精力的に支援していたラファロは、聴衆に向け「私たちは完全に負けました。すべての経験は人を強くするかもしれませんが、時にはそうなる前にしばらくベッドで過ごす必要があります。正直に言って、ここに来るのは大変でした」と率直に語った。
そして、「皆さんの価値観と、おそらく強く感じているであろう悲しみと恐れに感謝したいと思います。なぜなら私もそれを感じているからです」と思いを述べ、「私たちは大きな損失を被りました」と続けた。その後、ラファロは会場の全員に立ち上がって隣の人にハグをし、「愛してる」と言うよう求めた。
“We got our asses kicked,” Mark Ruffalo says of the election while being honored at ACLU SoCal’s Bill of Rights Awards pic.twitter.com/Af8v25zKYe
— The Hollywood Reporter (@THR) November 11, 2024
20分間のスピーチの中で、ラファロは「これは私たちにとって、初めてのことではありません。私たちは何をすべきか知っていて、それを実行する者たちなのです。今は互いにより深くコミットし、新しい仲間に対してオープンになればいいのです」とリベラルの活動家たちを鼓舞した。
また、皮肉よりも思いやりを持つことを促しながら、「私たちに害を与えようとする人々も、私たちと関係があり、私たちも彼らと関係があります。皆、同じ家族の一員です。彼らはただ道を誤り、自分が誰であるかを忘れてしまっただけなのです」と伝えた。
ラファロは最後に、次のように締めくくったた。「この道のりの中で、何度も意気消沈し、絶望を感じてきました。しかし、もし希望を失っているなら、それは活動が不十分であるということです。行動こそが、絶望を押し返す力なのです」
※本記事は英語の記事から抄訳・要約しました。編集/和田 萌
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