映画『ウィキッド』主演俳優2人の賃金格差はデマ…出演料は同額

米ユニバーサルが、映画『ウィキッド ふたりの魔女』で主演を務めたアリアナ・グランデとシンシア・エリヴォに賃金格差があったというSNSでの噂を否定した。

ユニバーサルの広報担当者は26日、米『ハリウッド・リポーター』に声明を発表し、「シンシアとアリアナの賃金格差に関する報道は完全に誤りであり、ネットのデマに基づいたものです」と述べた。さらに複数の情報筋も、主演2人の出演料は同額だと伝えている。

賃金に関する根拠のない噂は今週、TikTokやRedditなどで浮上。ユーザーたちは、グランデの出演料が1500万ドルなのに対し、エリヴォは100万ドルだったと主張していた。複数のニュースメディアが本件を取り上げたことで、さらに批判の声が噴出することになった。

グレゴリー・マグワイアによるベストセラー小説に基づく『ウィキッド』は、オズの国の魔女、エルファバ（エリヴォ）とグリンダ（グランデ）の過去を描いた物語。キャストには、ミシェル・ヨー、ジョナサン・ベイリー、ジェフ・ゴールドブラム、ボーウェン・ヤンらが名を連ねている。

現在、アメリカではミュージカル映画としては歴史的ヒットを記録しており、世界の初週興収は1億6000万ドルを突破した。映画『ウィキッド』は2部構成で、パート2は2025年11月21日に全米公開予定。

※本記事は英語の記事から抄訳・要約しました。翻訳／和田 萌

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