セバスチャン・スタン主演『A Different Man』、米ゴッサム・アワードで作品賞

作品賞を受賞した映画『A Different Man(原題)』写真: Faces-Off-LLC
作品賞を受賞した映画『A Different Man(原題)』写真: Faces-Off-LLC
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ゴッサム・アワードが2日(現地時間)、ニューヨークで開催され、アーロン・シンバーグ監督の映画『A Different Man(原題)』が作品賞に輝いた。

今年は、パルムドールを受賞した『ANORA アノーラ』(ショーン・ベイカー監督)が作品賞を含む最多4部門に候補入りしていたが、無冠に終わった。作品賞にはそのほか、『ベイビーガール』(ハリナ・ライン監督)、『チャレンジャーズ』(ルカ・グァダニーノ監督)、『Nickel Boys(原題)』(ラメル・ロス監督)がノミネートされていた。

ゴッサム・アワードは2021年より俳優部門の男女分けを廃止しており、今年は映画『Sing Sing(原題)』のコールマン・ドミンゴが主演俳優賞、クラレンス・マクリンが助演俳優賞を受賞した。

ノミネート者は批評家、ジャーナリスト、映画祭プログラマーやキュレーターによって構成される委員会から選出され、脚本家、監督、俳優ら直接映画作りに携わっている関係者が受賞者を決定する。

近年は、映画『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』、『コーダ あいのうた』、『ノマドランド』など、ゴッサム・アワードの受賞作がアカデミー賞への受賞にもつながっている。

主な受賞者は以下の通り

作品賞

『A Different Man』(アーロン・シンバーグ監督)

国際長編映画賞

『All We Imagine as Light』(パヤル・カパーリヤー監督)

ドキュメンタリー映画賞

『ノー・アザー・ランド 故郷は他にない』(バゼル・エイドラ/ユーバール・アブラハム/ハムダーン・バラール/ラケル・ゾール監督)

監督賞

ラメル・ロス『Nickel Boys』

脚本賞

『喪う』(アザゼル・ジェイコブス)

新人監督賞

ヴェラ・ドリュー『The People’s Joker』

主演俳優賞

コールマン・ドミンゴ『Sing Sing』

助演俳優賞

クラレンス・マクリン『Sing Sing』

新人俳優賞

ブランドン・ウィルソン『Nickel Boys』

※本記事は英語の記事から抄訳・編集しました。翻訳/和田 萌

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