ブレイク・ライブリー、共演俳優をセクハラで提訴 『旅するジーンズ』共演者が支持を表明
俳優のブレイク・ライブリーが、映画『ふたりで終わらせる/IT ENDS WITH US』の共演者で監督のジャスティン・バルドーニをセクハラで提訴した。
告発を受け、映画『旅するジーンズ』シリーズでライブリーと共演したアメリカ・フェレーラ、アンバー・タンブリン、アレクシス・ブレデルは22日、インスタグラムに投稿された共同声明で同俳優への支持を表明した。
「私たちは20年来のブレイクの友人であり姉妹のような存在として、彼女と共に連帯しています。ブレイクのように強く称賛される女性であっても、安全な職場環境を求める勇気を持つことで、強力な報復に直面する可能性があるという現実に衝撃を受けています。私たちは、自分自身と他者のために立ち上がる彼女の勇気に心を動かされています」
20日に提出された訴状によると、映画の撮影中に全スタッフが参加する会議が開かれた際に、ライブリーはバルドーニに対し、ヌードの女性の動画や画像を見せる、人々の前で性的体験を話す、体重について尋ねるといった行為をやめるよう要求したとされている。
さらにライブリーは、バルドーニと関係者が「社会的操作」によって自身の評判を「破壊」しようとしたと主張。訴状には、バルドーニの広報担当者が危機管理PR会社の運営者に送った22ページにわたるテキストが含まれており、その中で広報担当者は「(ライブリーを)葬りたい」と述べていたという。
一方、バルドーニと関係者の弁護士は、声明で「ライブリー氏とその代理人が、バルドーニ氏や関係者に対して、このような深刻かつ完全に虚偽の主張をすることは恥ずべきことです」と述べ、ライブリーの主張を非難した。
ライブリーの提訴が報じられた後、エージェンシーのWMEはバルドーニを解雇。WMEには、ライブリーと夫のライアン・レイノルズも所属している。
※本記事は英語の記事から抄訳・要約しました。編集/和田 萌
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