『ベイビーガール』監督、映画で描かれた年の差恋愛を擁護

映画監督のハリナ・レインが、現在劇場公開中の新作エロティック・スリラー『ベイビーガール』について、W Magazine のインタビューで語った。この作品は、『メイ・ディセンバー ゆれる真実』や『アイデア・オブ・ユー ～大人の愛が叶うまで～』など、最近の年齢差のある恋愛関係を描く映画の流れを汲むものだ。

レインは、男女俳優の年齢が同じ映画に違和感を覚える現状を「狂気」だと指摘。女性が様々な年齢の相手と関係を持つことを「当たり前」にすべきだと主張し、「私たちは男性の視線を内面化し、家父長制を内面化しており、そこから自分自身を解放する必要があります。それは本当に難しいことです」と語った。

映画は、ニコール・キッドマンが演じる実力派CEOのロミーが、ハリス・ディキンソン演じる若手インターンのサミュエルと情熱的な不倫関係に陥り、自身のキャリアと家族を危険にさらしていく物語だ。

性的描写については、レインは「セクシュアリティは止まったり進んだりするものです」とコメント。「非常に熱く、官能的で、楽しい表現を目指しながらも、リアルさを大切にしました」と説明。「90年代のハリウッド映画にあるような華やかなシーンとは違います。実際はそういうものではありません」と付け加えた。

※本記事は抄訳・要約です。オリジナル記事はこちら。

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