メル・ギブソン、映画『パッション』続編は「幻覚体験のよう」 2026年に撮影開始か

映画『パッション』(2004)写真: Courtesy of Photofes
映画『パッション』(2004)写真: Courtesy of Photofest
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俳優・監督のメル・ギブソンが、2004年の大ヒット映画『パッション』の続編について進展を明かした。

9日、ジョー・ローガンのポッドキャストに出演したギブソンによると、兄のドナルや『ブレイブハート』の脚本家ランダル・ウォレスとともに続編『The Resurrection of the Christ(原題)』の脚本に7年間取り組んでおり、撮影は2026年に開始する予定だという。

「たくさんの準備が必要です。というのも、脚本がまるで幻覚体験のようで、これまでに読んだことのない内容になっているんです。とんでもないことがいろいろ詰まっていて。この物語を正しく伝えるためには、まず天使たちの堕落から始める必要があります。別の領域に足を踏み入れることになりますね。地獄へ行かなければならないし、陰府(よみ)にも行かなければなりません」

ギブソンによれば、『パッション』でイエス役を務めたジム・カヴィーゼルが再び同役を演じる予定。ただし、物語内ではわずか3日間しか経っていないため、CGを使った若返りが必要になる可能性があるという。

またギブソンは、聖書への信仰の一部は、信仰が自身の断酒を助けてくれたことから来ていると述べた。同俳優は2006年に飲酒運転で逮捕され、反ユダヤ的な発言が記録されるというスキャンダルを経験している。

「人生は、いろいろなことが起こります……自分自身を超えた高次の存在に訴えることで、得られる結果があるのです。自分が欠陥のある人間だということは秘密でもなんでもありません。依存症として生まれ、ドラッグやアルコールをやめられませんでした。しかし、自分を超えた何かに訴えることで、それをやめることができたのです。それは私にとって奇跡でした」

※本記事は英語の記事から抄訳・要約しました。編集/和田 萌

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