バルドーニ対ナイスプール: 『デッドプール』のキャラクターが法廷闘争に参戦した経緯は?

ライアン・レイノルズとジャスティン・バルドーニ 写真:Gilbert Flores/Variety/Getty Images; Nathan Congleton/NBC/Getty Images
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ジャスティン・バルドーニ監督の弁護士ブライアン・フリードマンは、ディズニーCEOのボブ・アイガーとマーベル・スタジオのケビン・ファイギに対し、映画『デッドプール&ウルヴァリン』に登場する脇役、ナイスプールに関するあらゆる文書を保存するよう求めていた。スター脚本家兼プロデューサーのライアン・レイノルズがバルドーニを揶揄するために使ったとフリードマンは主張している。関係者によると、ディズニーとマーベルはまだフリードマン氏に返答​​していない。

フリードマンは、ナイスプールの撮影は、レイノルズの妻ライブリーが、監督兼主演のバルドーニと映画『ふたりで終わらせる/IT ENDS WITH US』の撮影で論争を巻き起こしている最中だったと示唆し ている。

キャラクター自体の開発は、ライブリーとバルドーニの対立が表面化する前から進められていた。しかし、撮影スケジュールに詳しい情報筋によると、ナイスプールのシーンは2023年11月のSAG-AFTRA(映画俳優組合)ストライキ終了後、2024年1月の撮影終了直前に撮影された。これらのシーンはライブリーとバルドーニの間で緊張が高まっていた時期に撮影されたといえる。

キャラクターの描写と論争点

映画内でレイノルズが演じるナイスプールは、若く筋肉質な姿で描かれ、フェミニストを自称するなど特徴的な台詞を持つ。ナイスプールは「いつか女性運動を収益化するポッドキャストを始めるのが使命だ」と作中で発言。これらのコメントは、現在は終了している『Man Enough podcast』の共同司会を務めるなど、女性の味方という公的なイメージを築いてきたバルドーニに対するライブリーの告発を受けて、新たな光を当てた。ナイスプールがバルドーニを模したものかどうかについて、レイノルズは明言していないが、情報筋は「台詞の一部は、振り返ってみるとバルドーニを指しているように見える」と指摘している。

映画の音声解説では、このキャラクターはコミック原作には登場せず、制作チームのオリジナルキャラクターだと説明されている。

※本記事は抄訳・要約です。オリジナル記事はこちら

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