ヤノット・シュワルツ監督が死去、85歳 代表作に『ジョーズ2』、『ある日どこかで』
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映画『ある日どこかで』(1980)や『ジョーズ2』(1978)などを手がけたフランス人監督、ヤノット・シュワルツ氏が死去した。87歳だった。
息子で映画編集者のサシャさんが米『ハリウッド・リポーター』に語ったところによると、シュワルツ監督は14日(火)、フランスのロッシュにある中央病院で呼吸不全により息を引き取った。
1980年のタイムトラベル・ロマンスファンタジー『ある日どこかで』でクリストファー・リーヴと共演したジェーン・シーモアは、フェイスブックでこの役は自身のキャリアを変えたと述べた。
「ヤノット・シュワルツ氏は優れた監督であっただけでなく、優しく寛大な魂の持ち主でした。『ある日どこかで』を含む数々の永遠の物語を私たちに贈ってくれました。この作品は、私の人生を永遠に変えました。彼の記憶が祝福され、その芸術性が私たちの心の中で生き続けますように」
その他の映画の監督作品には、マーティン・シーン主演の『エニグマ奇襲指令/ベルリン暗殺データバンクを強奪せよ!』(1982)、ヘレン・スレイター主演の『スーパーガール』(1984)、デヴィッド・ハドルストンとダドリー・ムーア主演の『サンタクロース』(1985)などがある。
さらにシュワルツ氏はアメリカのテレビドラマでも長く活躍し、『ザ・プラクティス ボストン弁護士ファイル』18話(1999-2004年)、『ヤング・スーパーマン』14話(2003-11年)、『WITHOUT A TRACE/FBI 失踪者を追え!』12話(2005-09年)、『BONES -骨は語る-』15話(2007-16年)、『グレイズ・アナトミー』15話(2009-19年)を演出した。
※本記事は英語の記事から抄訳・要約しました。編集/和田 萌
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