香港アジア映画投資フォーラム:是枝裕和、スタンリー・クワンがプロジェクトを支援
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アジア地域で最も重要な映画プロジェクトマーケットである香港アジア映画投資フォーラム(HAF)は、2025年の開催に向けて選出された25作品を発表。このプログラムには、是枝裕和、アディティア・ヴィクラム・セングプタ、ナイ・アン、スタンリー・クワン、イエ・ジュフェンなど、アジアを代表する監督やプロデューサーによる企画中の作品が含まれている。
香港国際映画祭インダストリーのジェイコブ・ウォン氏は、「選出された作品は、その文化的多様性において注目に値します。アクションからSF、ファンタジー、サスペンス、ホラーまで、幅広いジャンルにわたる優れたストーリーテリングを披露しています」と述べた。今年は9作品が女性監督、10作品が新人監督によるものである。
ウォン氏はさらに、選出されたプロジェクトのうち13作品がすでに部分的な資金を確保しており、予算は20万ドルから500万ドルの範囲に及ぶと付け加えた。
また、香港、タイ、トルコ、日本、カザフスタン、韓国など45の国と地域から276の企画応募があったという。日本からは、福永壮志監督の『マブイ』(製作会社knockonwood Inc.)、是枝がプロデュースを手がけ新進監督・山浦未陽が致命的な交通事故への関与から自罰的な人生を送る主人公を描いた『YELLOW』(製作会社・分福)がラインナップに含まれている。
3日間にわたるイベントは、規模を拡大した香港国際映画祭インダストリー・プロジェクトマーケットの中核を成すもので、第29回香港フィルマートと同時に3月17日から19日まで香港コンベンション・アンド・エキシビションセンターで開催される。
※本記事は英語の記事から抄訳・要約しました。編集/和田 萌
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