タランティーノ監督、新作映画を撮るのは「息子が6歳になってから」
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クエンティン・タランティーノ監督が、次回作で映画制作から離れ、舞台作品に挑戦することが分かった。
タランティーノ監督は、ダーレン・アンド・カンパニーが主催する「メインストリートスイート」でジャーナリストのエルヴィス・ミッチェル氏と対談。その中で現在の活動について「僕が今、何をしているか知りたい?戯曲を書いているところです。それが次回作になりそうですね」と語った。
そして、この戯曲が映画化される可能性についても言及。「もし失敗作だったら映画にはしないだろうけど、大成功だったら?それが、僕の最後の映画になるかもしれません」
昨年、タランティーノ監督の「最後の映画」に関する話題は大きな注目を集めた。複数のメディアが、ブラッド・ピットが出演する新プロジェクト『The Movie Critic』が引退作になると報じたが、のちに企画は頓挫。同作は、ピットとレオナルド・ディカプリオが出演した『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』に続く次の作品になる予定だった。
タランティーノ監督によると再びメガホンをとることをためらう理由は、2人の子どもの存在にあるという。
「すぐに制作に取りかかるつもりはありません。もう30年もそういった生活を送ってきました。来月には息子が5歳になり、娘は2歳半です。アメリカにいるときは執筆をしていますが、イスラエルでは“アッバ”(父親)として過ごしています」
「彼らがまだ幼くて理解できないうちに、旅に出るのは魅力的ではありません。息子が少なくとも6歳になるまでは、どんな映画であっても制作に取りかかりたくないのです。そうすれば、息子は状況を理解し、彼にとって記憶に残るものになるでしょう」
※本記事は英語の記事から抄訳・要約しました。編集/和田 萌
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