ジェームズ・マンゴールド監督が8年ぶり来日、『名もなき者』のティモシー・シャラメを絶賛
ジェームズ・マンゴールド監督が最新作『名もなき者/A COMPLETE UNKNOWN』を引っ提げ来日し、東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズで行われたジャパンプレミアの舞台挨拶に登壇した。
フォークシンガーのボブ・ディランが19歳の時にわずか10ドルだけを握り締めてミネソタからニューヨークに向かい、ジョーン・バエズらと知り合ってスターダムを駆けあがっていく過程、人気があるがゆえの苦悩などを描く半生記。第97回アカデミー賞では作品、監督、主演男優など8部門でノミネートされている。
マンゴールド監督は、2017年『LOGAN ローガン』以来8年ぶりの来日。「また東京に戻ってこられてうれしい。日本の映画コミュニティ、ファンは非常に熱いので、この作品を分かち合えることにワクワクしている」と声を弾ませた。
数多くの資料をリサーチして脚本を書き上げ、ディランに読んでもらった上で対面。「彼とは多くの時間を過ごし、たくさんのことを学んだ。書籍はたくさんあるので要素は拾えるが、この曲を生み出した時はどこにいたか、どんな気持ちだったのかを聞くことができた」と脚本をブラッシュアップしていった。
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ディランを演じたのはティモシー・シャラメ。全ての演奏、歌唱を自身で行い「彼とこの映画を作ろうと思ったのは2019年で、まずギターを買ってくれと言った。それからコロナ禍や他作品もあったが、ずっと役に向き合いどれだけの時間を費やしたのかを見てきた。クランクインして1週間で最初のライブパフォーマンスがあったけれど、それだけで特別な作品になると思った」と太鼓判を押していた。
『名もなき者/A COMPLETE UNKNOWN』は、2月28日に全国で公開される。
取材/記事:The Hollywood Reporter 特派員 鈴木元
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