『デッドプール』原作者、マーベルとの決別を表明「私を辱めた」
![マーベル・コミック『デッドプール』のクリエイター、ロブ・ライフェルド 写真:Dimitrios Kambouris/Getty Images](https://hollywoodreporter.jp/wp-content/uploads/2025/02/GettyImages-2163085746-e1738864187142.jpg)
コミック『デッドプール』のクリエイター、ロブ・ライフェルドが、30年以上の関係を持つマーベルとの決別を表明した。
ライフェルドは90分に及ぶ自身のポッドキャスト「Robservations」で、決断について詳しく語った。特に7月に行われた映画『デッドプール&ウルヴァリン』のニューヨークプレミアでの冷遇について説明している。
■『デッドプール&ウルヴァリン』ディズニープラスで配信中!
※当サイトのリンクを通じて独自にレビューされた製品やサービスを購入された場合、The Hollywood Reporter Japanはアフィリエイト手数料を受け取る場合があります。
プレミアでは、自身と家族がアフターパーティーに招待されず、マーベル・スタジオの責任者であるケビン・ファイギ氏を含むディズニーの幹部陣からも軽視されたと感じたという。ファイギ氏はレッドカーペットで近くにいたにもかかわらず、ライフェルドに声をかけることはなかったそうだ。
アフターパーティーへの参加を拒否されたことについて、ライフェルドは「私を辱め、貶め、打ち負かすことを意図していた」と思いを述べた。
さらに、ライフェルドは『デッドプール&ウルヴァリン』の製作チームとの写真撮影に応じたが、後にそれらの写真が削除されたと広報担当者から告げられた。ライフェルド自身は、写真は儀礼的に撮影されただけで、使用する意図はなかったと考えている。ただし、ライフェルドや家族との写真は、ディズニーのGettyプレス用ポータルに掲載された。
7月のプレミア直後、ライフェルドはマーベルとの関係を断つことを決意。マーベルはもはや、自身を必要としていないと感じたという。
ライフェルドは、2023年初頭にマーベルがウルヴァリンのクレジットを変更し、編集者のロイ・トーマスに共同クリエイター資格を与えるという物議を醸す決定を下したことで、同社に対する不快感が始まったと述べている。
※本記事は英語の記事から抄訳・要約しました。編集/和田 萌
【関連記事】
- 『デッドプール&ウルヴァリン』のラスト、ライアン・レイノルズの妻のアドバイスで変更されていた
- トニー・スタークが『デッドプール&ウルヴァリン』に出演予定だった?!― 脚本家が幻のシーンを告白
- 『X-MEN』歴代シリーズ作品ランキング ― 新作『デッドプール&ウルヴァリン』は何位?
- 『デッドプール&ウルヴァリン』のデジタル配信が開始。ディズニープラスでの配信は?【オンライン視聴する方法を紹介】