ウェス・アンダーソン最新作『フェニキアン・スキーム』が今夏公開へ

ウェス・アンダーソン
W・アンダーソン 写真:Kate Green/Getty Images for Netflix
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アメリカの配給会社、フォーカス・フィーチャーズがウェス・アンダーソンによる最新作『フェニキアン・スキーム』の国際配給権を獲得し、今年の5月30日にアメリカで限定公開された後、6月6日から順次各国で封切られることが決まった。

本作のコンセプトは「ある家族とそのビジネスの物語」だとされており、ベニチオ・デル・トロがヨーロッパ一の大富豪、ザザ・コルダ役、ミア・スレアプルトンが彼の娘で修道女のシスター・リースル役、マイケル・セラが彼らの家庭教師であるビョーン・ルンド役で登場する。

この他にも本作にはトム・ハンクス、ブライアン・クランストン、リズ・アーメッド、スカーレット・ヨハンソンやベネディクト・カンバーバッチなど豪華キャストが出演すると伝えられている。

脚本もアンダーソン自身が手掛けており、彼がローマン・コッポラとともに執筆した物語が元になっているようだ。

制作を担当したのはアメリカの制作会社インディアン・ペイントブラッシュで、アンダーソンがフォーカス・フィーチャースおよびインディアン・ペイントブラッシュとチームを組むのは本作が『ムーンライズ・キングダム』(2012)、『アステロイド・シティ』(2023)に続いて3作目となる。

アンダーソンは俳優からスタッフに至るまで、同じ人々を繰り返し起用する傾向があるが、本作もその例に漏れないようだ。実際、彼は昨年のアヌシー国際アニメーション映画祭で「新しく僕の映画のセットや撮影プロセスに参加した人はきっとそれを変なものに感じるだろうね」とした上で、「きっとどの監督にも同じことが当てはまるだろうけど、僕の映画の作り方はちょっと普通じゃないんだ。僕ら流のちょっと変わった方法論があって、それは1作目を撮った時から変わっていないね」と語っている。

今夏の公開が待ち遠しい。

 ※本記事は要約・抄訳です。オリジナル記事はこちら

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