U2が米ラスベガスで今秋に約4年ぶりとなるコンサートを開催へ、スーパーボウルの広告で発表

U2, スーパーボウル, 2002年 写真: © JED JACOBSOHN/GETTY IMAGES
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今秋、U2が約4年ぶりにコンサートを開催、バンドがスーパーボウルの広告で発表した。会場は、米ラスベガスでまもなくオープン予定のThe MSG Sphere(“ザ・エムエスジー・スフィア”)。高級リゾートホテル“ザ・ヴェネチアン”に隣接し、最先端のテクノロジーを備えている。

今回の情報解禁にあたり、ボノらメンバー3人が声明を発表。ドラマーのラリー・マレン・ジュニアは、療養のため今公演には参加しない。

「ドラムが空席のままでは、スフィアで演奏することは困難。でも、ラリーが天性のドラマー、ブラム・ヴァン・デン・ベルクを迎えてくれた」とメンバーは述べた。

さらに、「2019年以来、U2としてライブはしていない。とにかくステージに戻って、ファンに会いたい。アルバムも会場も完ぺきにそろった。スフィアは、ネクストレベルのライブ体験ができる」と続けた。

MSGの建設費用は、推定で約1,800億円。今後は、コンサートだけでなく、スポーツイベントにも使用される。会場内には、巨大なLEDスクリーンや大量のオーディオシステムが設置される模様だ。

「端的に言えば、比類なきスケールにまたとないチャンス。このオファーを断ったら、メンバー全員狂ってしまうだろう」とギターのジ・エッジは語った。

U2は、3月17日に新作アルバム『Songs of Surrender』をリリース予定。過去の作品の中から再レコーディングした40曲を収録する。

オリジナル記事はこちら。翻訳/和田 萌

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