ケイト・ブランシェット、かつてのハリウッドを振り返る:「女優の賞味期限は5年」

C・ブランシェット 写真:Gareth Cattermole/Getty Images
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ケイト・ブランシェットはかつて年齢差別や女性差別が蔓延していたハリウッドの体質がどのように変化してきたかを振り返った。
ブランシェットは最近、『ビジネス・インサイダー』の取材に応じ、彼女がキャリアを始めた頃のハリウッドを振り返った。その中で彼女は「私がこの仕事を始めた頃、女優の賞味期限は5年だなんて言われてましたね」と衝撃の事実を明かしている。
現在55歳となるブランシェットは90年代に映画デビューを飾って以降、『アビエイター』(2004)や『ブルージャスミン』(2013)における演技でオスカー賞に輝くなど、充実したキャリアを過ごしてきた。そんな彼女はハリウッドの変化をこう語る。
「今では女性のプロデューサーたちも大きな裁量を持てるようになりましたよね。女性の脚本家も増えましたし。そういう制作の場で多様性が高まるほど、観客の皆さんにとっても面白いものが出来上がるんじゃないでしょうか」
また、ブランシェットいわく、ハリウッドにおいてかつて存在した年齢や性別による差別は他の業界と比べ、ハリウッドが「公に顔を売る商売」だっただけに一層シビアだったそう。
そんなブランシェットは兼ねてからグレン・クローズやジェイミー・リー・カーティス、キルステン・ダンストらと共に、業界における年齢差別や女性差別に対して声を上げ続けてきたことでも知られる。
業界に蔓延る偏見や差別を跳ね返し、輝かしいキャリアを歩んできたブランシェット。年齢を重ねて一層その実力に磨きをかけている彼女の活躍からは、今後も目が離せない。
※本記事は要約・抄訳です。オリジナル記事(英語)はこちら
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