【訃報】『007/ダイヤモンドは永遠に』ミスター・ウィント役俳優92歳で死去

ブルース・グローヴァー ALBERT L. ORTEGA/WIREIMAGE
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『007/ダイヤモンドは永遠に』でミスター・ウィントを演じた、俳優のブルース・グローヴァーが92歳で死去していたことがわかった。
グローヴァーは『007/ダイヤモンドは永遠に』での悪役ミスター・ウィント役として知られ、ショーン・コネリー演じるジェームズ・ボンドと対峙した。
グローヴァーは2025年3月12日に亡くなり、息子で『バック・トゥ・ザ・フューチャー』(1985年)に出演した俳優のクリスピン・グローヴァーがインスタグラムで発表した。
シカゴ生まれのグローヴァーは、映画『ウォーキング・トール』シリーズでグレイディ・コーカー保安官代理役を演じたほか、『チャイナタウン』(1975年)ではジャック・ニコルソン演じるジェイク・ギテスの仲間ダフィー役、『ハード・タイムズ』では冷酷な借金取り立て人を演じた。
演技学校で学んだことはなかったものの、彼は数百の舞台に出演し、ブロードウェイではベティ・デイヴィスやアン・バンクロフトといった大女優と共演した。
グローヴァーは「俳優として何かあるとすれば、それは決して普通ではないということ。異質であることを、演技であれ、執筆であれ、絵画であれ、何をするにしても続けていくつもりだ」と2019年のインタビューで語っていた。
56年間連れ添った妻のベティは2016年に他界している。
彼は生前、死の瀬戸際に何度も立ったことがあり、「死の過程さえも一種の学びの過程だ」と述べ、「最後まで生き、笑えるときに笑おう」という言葉を残している。
※本記事は英語の記事から抄訳・要約しました。
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