リゾが明かす自身を襲ったスキャンダル後の裏側

リゾは、2023年にスキャンダルが自身を襲った後、しばらく公の前から姿を消していたのは自らの意思による行動だったと明かした。
最近、リゾはジェイ・シェッティの主催するポッドキャスト番組『On Purpose』に出演、2023年に自らのモラハラ・セクハラ疑惑にまつわるスキャンダルが浮上した際、自身の「平穏を守るため」に敢えて公の前から姿を消したのだと明かした。
「あの時はちょっと一休みしようかなと思っていました。つまり、メディアにも出ないし、インタビューにも応えないということです。アルバムのプロモも終わりということです。それが今なんで公の場に戻ってきたのかといえば、それは新しいアルバムが完成したからです。私の仕事は音楽アーティストですからね」
そんな彼女は、しばらくオフの期間を挟んだことで心機一転することができたようだ。
「今はもう電池も満タンです。あの頃はちょうど『もう休みが欲しい。日本にでも行こうかな。京都の静かな山奥でひっそり息を潜めたい』なんて思い始めていましたし、例のスキャンダルも出てきたタイミングでしたから」
事情を知らない人のために、リゾのいう「スキャンダル」について説明しておくと、2023年、彼女は自身の元バックダンサーたちからセクハラやモラハラを理由に提訴されている。もっともリゾ本人は疑惑を全面的に否定しており、裁判所に訴訟を棄却するよう要求しいる。だが、その要求は認められずいまだにその一件を巡っては裁判が続いているのだとか。
タイミングがタイミングだっただけに、一部のファンはリゾが「黙らされたか隠れている」と勘繰ったそうだが、実際のところは、彼女のアルバムのプロモの周期がひと段落したということだったのだと彼女は語る。
「あれは計画的なものだったんですよ。その時私は日本に行って、森の中で瞑想していました。そしたらあのスキャンダルが起こったんです。そしたらみんな『リゾはどこ行った?』って言い出して… 私はその時すごいことになっているってわかっていたし、自分を大事に想ってくれてる人たちにきちんと説明しなくちゃと思ったんです」
結局、リゾは2023年の10月に日本からアメリカへ帰国し、新曲の制作に取り組み始めたそう。しかし、スキャンダル以降、彼女は精神的に不安定になってしまったそうだ。
「ロサンゼルスに帰ってきた瞬間は、みんなのためにも元気に振る舞わなきゃって思えたのでそんなに自分がストレスを感じてるとは思いませんでした。でも空港から家に向かう車の中で『なんか心臓が変な感じする』っていうことに気がついて、初めてのパニック障害でした。これまでも不安とは向き合ってきましたがあの時はちょっと違って感じましたね」
スキャンダル渦中での心境の変化をリゾは次のように振り返る。
「みんなが私を憎んでる。それも全く事実じゃないことを根拠に私を憎んでたんですから。理不尽に感じましたが、結局、私みたいな立場にいる人間は嫌われることだって当然ありますし、それは自分でどうにかできることじゃないって思えるようになったんです」
スキャンダルを受けてしばらく他人と話すことが怖くなってしまったというリゾ。しかし、一度勇気を振り絞って表舞台に戻り、ファンと交流したことは彼女の新アルバム『ラブ・イン・リアルライフ』のインスピレーションにもなったのだとか。
「あれは本当にヤバい経験でしたね。でももう大丈夫です。私はそこから逆境にめげずに、辛い経験を錬金術みたいに金に変える方法を学びましたし、そこで得た幸せをみんなの役立つものに変えられたんですから。全然OKです。むしろそれこそ私の使命です」
逆境からより強くなって立ち直ったリゾ、そんな彼女の活躍に今後も期待が高まる。
※本記事は要約・抄訳です。オリジナル記事(英語)はこちら
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