【訃報】ニッキー・カット、『バッド・チューニング』『バットマン & ロビン』俳優、54歳で逝去

2002年のニッキー・カット JON KOPALOFF/GETTY IMAGES
2002年のニッキー・カット JON KOPALOFF/GETTY IMAGES
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子役俳優としてキャリアをスタートさせ、数多くの作品に出演した俳優ニッキー・カットが54歳で逝去した。

カットの弁護士ジョン・スロス氏が米『ハリウッド・リポーター』に公表したが、詳細については明らかにしなかった。

1970年5月11日、サウスダコタ州で生まれたニッキー・カットは、子役として活動を開始し、『白バイ野郎ジョン&パンチ』『ファーザー・マーフィー(原題)』『コード・レッド』『ハービー』『ラブ・バッグ』『Dr.刑事クインシー』などのテレビ番組に出演した。

中でも最も注目を浴びた作品は、リチャード・リンクレイター監督の映画『バッド・チューニング』(1993年)でのクリント・ブルーノ役である。この青春映画は、1976年の高校最後の日を祝うオースティンの騒々しい10代の若者たちを描いており、ベン・アフレックマシュー・マコノヒーパーカー・ポージー、ジョーイ・ローレン・アダムスも出演していた。

カットはまた、デイビッド・E・ケリー制作の『ボストン・パブリック』の最初の3シーズン(2000年~2002年)にハリー・セナト役で主演した。このドラマは、ボストンの高校の10人の教職員が、問題児への対応、個人生活の維持、正気を保つことに奮闘する姿を描いている。キャストにはロレッタ・デヴァイン、マイケル・ラパポート、アンソニー・ヒールド、ファイヴッシュ・フィンケル、シャイ・マクブライド、シャロン・リール、ジェリー・ライアン、ラシダ・ジョーンズ、ジェサリン・ギルシグらが名を連ねた。

その他の出演作にはドラマ『ラブ&ウォー(原題)』『フレンズ』『名探偵モンク』『LAW & ORDER』、映画『評決のとき』『バットマン & ロビン Mr.フリーズの逆襲』『英雄の条件』『守護神』『スクール・オブ・ロック』『わが街 セントルイス』『デス・プルーフ in グラインドハウス』『ザ・シッター』などがある。彼の最後のテレビ出演は2018年のゴールデン・グローブ賞ノミネートシリーズ『カジュアル』であった。

2004年には、ウディ・アレンのブロードウェイ作品『セカンドハンド・メモリー』にも出演した。

※この記事は要約・抄訳です。オリジナル記事はこちら

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