『リーチャー 』とYouTube、3月に大躍進

『リーチャー ~正義のアウトロー~』シーズン3に出演するアラン・リッチソンとソーニャ・キャシディ 写真:Jasper Savage/Prime Video
『リーチャー ~正義のアウトロー~』シーズン3に出演するアラン・リッチソンとソーニャ・キャシディ 写真:Jasper Savage/Prime Video
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YouTubeは3月、テレビ視聴時間において過去最高を記録し、プライムビデオの『リーチャー~正義のアウトロー~』も圧倒的な存在感を示した。

米国のテレビ視聴に関するニールセンの月次レポート「Gauge」によると、YouTubeは全視聴時間の12%を占め、2021年に同社がこのデータの追跡を開始して以来の最高記録となった。過去最高であった前月の11.6%よりも増加している。

ニールセンによる2025年3月、TVで利用されたストリーミングサービス
ニールセンによる2025年3月、TVで利用されたストリーミングサービス

調査期間(2月24日~3月30日)の間、ストリーミングは、3月のテレビ視聴の43.8%を占め、前月の43.5%から微増。これは、ケーブル(24%)と地上波(20.5%)の合計に迫る数字である。その他のテレビ利用(ゲームや物理メディア再生など)は11.7%を占めた。

ケーブルは3月に視聴割合が23.2%から上がった。これは主にNCAA男子・女子バスケットボールトーナメントによる影響で、スポーツ視聴が前月比29%増加したためと見られる。一方、地上波はNFLシーズン終了の影響で2月の21.2%から減少した。

ニールセンによると、『リーチャー』は3月の最も視聴された作品で、総視聴時間は66億分に達した。上位10作品には、Apple TV+Disney+HuluMaxNetflixパラマウント+、そしてPrime Videoと、7つのストリーミングサービスがランクイン。

ニールセンは、1月にDisneyについて行ったのと同様に、パラマウント(Paramount+とPluto TV)およびワーナー・ブラザーズ・ディスカバリーのストリーミング利用を合算して報告している。3月のパラマウント系ストリーミングはTV視聴全体の2.3%を占め、これは2月と同水準。Maxは過去6か月間平均で1.2%を維持しており、ディスカバリー+はWBD全体に約0.3ポイントを上乗せしていると考えられる。

以下トップ10ストリーミング作品のリスト。

1:『リーチャー~正義のアウトロー~

Prime Video

2:『ファミリー・ガイ』

Hulu

3:『ブルーイ

Disney+

4:『ホワイト・ロータス

Max(日本ではU-NEXTで独占配信)

5:『1923

Paramount+(日本ではU-NEXTで配信)

6:『モアナと伝説の海2

Disney+

7:『ランニング・ポイント』

Netflix

8:『ラブ・イズ・ブラインド ~外見なんて関係ない?!~』

Netflix

9:『アドレセンス

Netflix

10:『セヴェランス

Apple TV

 ※本記事は英語の記事から抄訳・要約しました。

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