『ストレンジャー・シングス』S5は「絶望的」? 主演俳優が意味深発言

現地時間火曜、ブロードウェイにて『ストレンジャー・シングス:ザ・ファースト・シャドウ』が初演された。今年中にはドラマ版最終シーズンとなるシーズン5の公開を控える中、現地にはドラマ版の関係者も訪れて同作のデビューを祝福した。
『ストレンジャー・シングス:ザ・ファースト・シャドウ』はドラマ版『ストレンジャー・シングス 未知の世界』(2016-)の前日譚という位置付けで、1959年当時のホーキンスを舞台にドラマ版ではデヴィッド・ハーバーとウィノナ・ライダーがそれぞれ演じたホッパーとジョイスたちの高校時代を描くのだそう。
ミュージカル版の制作を務めたのは、ドラマ版でもお馴染みダッファー兄弟だ。ロス・ダッファーが米『ハリウッドリポーター』に語ったところによれば、ミュージカル版には「すべてが重なって(シーズン5に)つながる」重要な伏線が隠されているのだとか。また、彼はシーズン5と並行してミュージカル版を制作するに際して苦労した点も語ってくれた。
「ミュージカルではシーズン5において明らかになる衝撃の事実にまつわる伏線がネタバレになってしまわないような形で絶妙に張られています。というのも、私たちはあくまでシーズン5はそれ自体で楽しんでもらえる作品にしたかったので。ですからそういう意味で、その辺りのさじ加減にはかなり気をつかいました」
また、会場にはチャーリー・ヒートンやナタリー・ダイヤー、そしてノア・シュナップら、ドラマ版でお馴染みのキャストたちも顔を揃えた。
今回、米『ハリウッドリポーター』はシーズン1からウィル・バイヤーズ役を演じてきたシュナップに話を聞くことができた。なんでも彼いわく、シーズン5の展開は「皆さんを本当に絶望的な気分にさせるでしょうね」とのこと。
シュナップはさらにジョークを交えつつ、シーズン5について気になる話をしてくれた。
「悲しい気分にはなりましたけど、世界中のファンの皆さんがシーズン5をみてどんなリアクションをするんだろうと考えると、楽しみですね。というのも絶対に涙なしではみられませんから、それだけ辛い展開なんです。でもご心配なく。すごく面白いシーズンであることには変わりないので、きっと皆さんには気に入っていただけると思います」
10年ほど続いてきた『ストレンジャー・シングス』。シリーズ最終回を迎えるとあって、感慨に耽るのはシュナップらキャストだけでない。監督を務めてきたショーン・レヴィも、シーズン5のロケを振り返りながら、次のように語ってくれた。
「みんなこれで物語が終わるっていうことを分かっていましたからね。きっと素晴らしい経験になったことでしょう。それにしても『ストレンジャー・シングス』を一度でもご覧になられた方は本当にラッキーだと思いますね。こういう作品はまたとないものでしょうし、私たちの方もそれを分かっているので、作品が愛おしく思えるんです」
制作スタッフやキャストが異口同音にその充実感を語る『ストレンジャー・シングス』シーズン5は年内中の配信が予定されている。少し気は早いが、ファンはハンカチを用意しておいた方が良いかもしれない。
※本記事は要約・抄訳です。オリジナル記事(英語)はこちら
【関連記事】
- フィン・ウルフハード、自身演じる『ストレンジャー・シングス』キャラの運命について意味深発言
- セイディー・シンク、『ストレンジャー・シングス』撮影最終日に大号泣
- 【西部劇ドラマ10選】『イエローストーン』ファンにおすすめ!スタローン主演『タルサ・キング』ほか
- 史上最高のカナダ映画13選!ドゥニ・ヴィルヌーヴの出世作からバイオ・ホラーの傑作まで
- 【セール開催中】究極の癒しを約束するYogiboでゆったりおうち時間を満喫