ダニエル・クレイグとキリアン・マーフィーが刑務所を舞台にした新作映画で共演へ―デイミアン・チャゼルが監督

『ラ・ラ・ランド』のデイミアン・チャゼル監督が、新たな映画企画に着手した。主演候補としてダニエル・クレイグとキリアン・マーフィーが交渉中であると米『ハリウッド・リポーター』(THR)が報じた。
本作は、刑務所を舞台にした2人芝居のドラマ。チャゼル監督と妻でプロデューサーのオリヴィア・ハミルトンが自身の制作会社を通じてプロデュースを行う。配給はパラマウントが担当する予定だ。
小規模なセットで展開される密室劇とみられ、物語の詳細はまだ伏せられている。しかし、撮影開始は年内を予定しているという。
デイミアン・チャゼル監督、クニーベル伝記映画から方針転換
もともとチャゼルは、スタントマンのイーベル・クニーベルを描く伝記映画に取り組んでいた。主演にはレオナルド・ディカプリオが内定していた。しかし、ディカプリオは最終的に高齢のマーティン・スコセッシ監督との再タッグを選んだため、企画が中断された。
この刑務所ドラマは、当初ディカプリオとともに進められていた企画でもある。チャゼルは方向転換し、現在はクレイグとマーフィーを新たな主演候補として調整を進めている。
クレイグとマーフィーの近況
ダニエル・クレイグは『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』(2021)でジェームズ・ボンド役を卒業。次回作としては、Netflixで配信予定の『ナイブズ・アウト』シリーズ第3作『Wake Up Dead Man: A Knives Out Mystery(原題)』が控えており、さらにグレタ・ガーウィグ監督の『ナルニア国物語』への出演も決定している。
一方、キリアン・マーフィーは『オッペンハイマー』で原爆開発者ロバート・オッペンハイマーを演じ、アカデミー主演男優賞を受賞。現在は『Small Things Like These (原題)』や『The Immortal Man (原題)』など、英国製の小規模な作品を中心に活動している。
本作で2人の実力派俳優がどのような化学反応を見せるのか、注目が集まっている。
※本記事は抄訳・要約です。オリジナル記事はこちら
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