【F1モナコGP】ブラピ主演『F1/エフワン』一足先に鑑賞

F1モナコGPにて ©︎Hersey Shiga Media/Shiga Sports Japan
F1モナコGPにて ©︎Hersey Shiga Media/Shiga Sports Japan
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F1モナコGP予選が行われた土曜日(現地時間)は、完璧な青空に恵まれた。F1グランプリの中で最も豪華なモナコGP、港には豪華ヨットが立ち並び、モンテカルロの高級アパートメントのテラスはVIPで賑わい、地中海の海岸線リヴィエラの華麗なスペクタクルの舞台は完璧に整っていた。

モナコ大公アルベール2世は厳重な警備体制の下でサーキットを視察し、観衆に挨拶をした。観衆の多くはフェラーリレッドに身を包んでいた。スクーデリアが長年にわたって人気を誇るモンテカルロでは、よく見られる光景である。

F1 モナコGP を訪れた、俳優のパトリック・デンプシー ©︎Hersey Shiga Media/Shiga Sports Japan
F1 モナコGP を訪れた、俳優のパトリック・デンプシー ©︎Hersey Shiga Media/Shiga Sports Japan

土曜日の予選で繰り広げられたドラマだけでなく、セレブリティの目撃情報でも騒がしかった。出席者の中には、サッカー界のレジェンドである元フランス代表のジネディーヌ・ジダン、俳優のパトリック・デンプシー、『イカゲーム』でジュノ役を演じたウィ・ハジュン、そしてスーパーモデルのナオミ・キャンベルなど豪華な顔ぶれが、F1モナコGPの独特で優雅なひとときを満喫していた。

【F1モナコGPでの新作映画試写会】

この週末をさらに特別にしたのは、水曜日の夜に開催された待望のレース映画『F1/エフワン』のプライベート試写会に、フォーミュラ1ドライバーとチーム代表が招待されたことだった。

トップガン マーヴェリック』のジョセフ・コシンスキー監督、同作プロデューサーで『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズなども手がけてきたことでも知られるジェリー・ブラッカイマーが、ハリウッドスターの代表格ブラッド・ピットと組んだ映画『F1/エフワン』。

そして世界チャンピオンのルイス・ハミルトンが脚本執筆プロセスに参加。ブラッド・ピットは引退したドライバーのソニー・ヘイズ役を演じ、架空チームAPXGPでダムソン・イドリスが演じる若きルーキーのジョシュア・ピアースを指導する役柄だ。

ドライバーやチーム代表からの反応は差し引いて考慮すべきだが、最初の印象は概ね好評だった。映画の真正性と視覚的インパクトを称賛したドライバーや、本質的にはモータースポーツをドラマ化したハリウッド映画に過ぎないと指摘する声もあった。

映画のエグゼクティブプロデューサーでもあるルイス・ハミルトンは、リアリズムを追求した本作品を制作したAppleスタジオとクリエイティブチームを称賛した。また、現在アニメジャンルを含む3つの映画プロジェクトを進行中であることを明かし、クリエイティブ業界への関心の高まりを強調した。

こ映画『F1/エフワン』は6月25日に国際リリースが予定されており、6月27日に日米同時公開が予定されている。

【F1モナコGPでの予選レース】

トラック上では、マクラーレンランド・ノリスが土曜日の予選で際立ったパフォーマンスを見せ、1分09秒954という驚異的なラップタイムで2025年モナコGPのポールポジションを獲得した。激戦となったセッションでは、地元の英雄シャルル・ルクレールが一時的に暫定ポールを握っていたが、最終盤で追い抜かれた。オスカー・ピアストリがP3でマクラーレンにとって力強い一日を締めくくり、狭いモナコサーキットでのチームの優位性を認識させた。

F1モナコGPを訪れたナオミ・キャンベル ©︎Hersey Shiga Media/Shiga Sports Japan
F1モナコGPを訪れたナオミ・キャンベル ©︎Hersey Shiga Media/Shiga Sports Japan

一方レッドブルには困難な予選となった。マックス・フェルスタッペンはP5に留まり、チームメイトの角田裕毅はQ2で敗退し、P12からのスタートとなる。両ドライバーは車体のハンドリングと全体的なパフォーマンスに不満を表した。

日曜日のレース本番では戦略的な戦いになることが予想される。狭い市街地サーキットであるモナコでのオーバーテイクは悪名高く非常に困難であるため、チームは義務付けられた2ストップルールを活用してポジションを獲得し、トラックアドバンテージを守ることを目指すピット戦略の活用を狙っている。

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