『ジョン・ウィック』キアヌ・リーブス、『バレリーナ:The World of John Wick』主演の「アクションへの情熱」を絶賛

『ジョン・ウィック』ワールドに、新たな復讐の女神が誕生。アナ・デ・アルマス主演の『バレリーナ:The World of John Wick』は、『ジョン・ウィック』シリーズのスピンオフ作品であり、『ジョン・ウィック:パラベラム』(2019年)と『ジョン・ウィック:コンセクエンス』(2023年)の間の出来事を描いている。バレリーナにして暗殺者である主人公イヴが、父の死への復讐を果たすために立ち上がる物語である。
- 2025年6月3日に行われた『バレリーナ:The World of John Wick』LAプレミアにて。主演のアナ・デ・アルマス ®, TM & © 2025 Lions Gate Entertainment Inc. All Rights Reserved.
- キアヌ・リーブス『バレリーナ:The World of John Wick』LAプレミアにて ®, TM & © 2025 Lions Gate Entertainment Inc. All Rights Reserved.
キアヌ・リーブスが語る新作への想い
キアヌ・リーブスも出演する『バレリーナ:The World of John Wick』、リーブスは、火曜日に実施されたLAプレミアにて米『ハリウッド・リポーター』に対して次のように語った。「バトンを渡すという表現が適切かはわからないが、確実に『ジョン・ウィック』の物語と世界を拡張し、新しいキャラクターを探求する新たな機会となっている」
アナ・デ・アルマスの演技力を高く評価
リーブスは、アナ・デ・アルマスが「アクションにおいて本当に素晴らしいだけでなく、感情的にも才能があり、彼女が示した幅広い演技力やアクションシーンは、本当に素晴らしかった」と称賛した。
アナ・デ・アルマスとキアヌ・リーブスは、2015年の『ノック・ノック』と2016年の『エクスポーズ 暗闇の迷宮』で共演しているが、今作の彼女の演技で最も感銘を受けた瞬間について、リーブスは次のように振り返った。「トレーニングから撮影に移る時、『アクション!』の掛け声とともに、彼女が次のレベルに到達するのを見た、そこで彼女のアクションに対する真の情熱と、キャラクターにアクションを自然に融合させている姿を見ることができた」
アナ・デ・アルマスは、数か月にわたるトレーニングについて「毎日のようにテストとトレーニングを繰り返したわ。ここまで集中と成果を求められた映画は初めて。1つのアクションシーンのために何週間も何カ月も準備に時間をかけたわ」と振り返った。
【予告編】
『バレリーナ』続編への期待
映画『ジョン・ウィック』の第5作目が控える中、アナ・デ・アルマスは『バレリーナ:The World of John Wick』の続編に関しても期待していると語った。「このキャラクターを愛しているし、この作品の行く末は広がると思う。本当にクールで、このキャラクターと物語、そしてチャド(製作のチャド・スタエルスキ)とキアヌが『ジョン・ウィック』で創造したユニバースすべてが本当に好き。そして今、その一部になることができて、本当に特別に感じる」と述べた。
新たなアクション映画の到来
『バレリーナ:The World of John Wick』は米国では2025年6月6日に、日本では2025年8月22日より劇場公開される。この作品は、『ジョン・ウィック』ユニバースの広がり、そして新しいキャラクターと物語を通じて、シリーズの世界観をさらに深く探求することが期待されている。
アナ・デ・アルマスの今回の主演作品としては、彼女のアクション作品への本格的な挑戦を示すものであり、キアヌ・リーブスとの再共演も話題となっている。ファンにとっては、愛されるフランチャイズの新たなチャプターとして、大きな期待が寄せられている作品である。
キャスト・製作陣からのメッセージ
キアヌ・リーブス:
全米でも大ヒット中の『ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング』の主演・トム・クルーズとの共演の可能性を聞かれたキアヌは「彼は世界を救うのに忙しいだろ!!たくさんのミッションを抱えているし。でも是非、トムとは共演したいね。闘った後に仲良くなるストーリーなんていいね。たぶんジョン・ウィック9あたりで」と冗談でもファンには大興奮のコメントを残した。さらに日本のファンに向けて「ハロー!ハリウッドの歴史あるチャイニーズ・シアターにようこそ。『バレリーナ』を日本の皆さんにも是非楽しんでほしいな!」とメッセージを送った。
ノーマン・リーダス:
謎の暗殺教団の手がかりを握るパインを演じるのは、キアヌとも長年親交がある『ウォーキング・デッド』シリーズのノーマン・リーダス。兼ねてより『ジョン・ウィック』シリーズのファンだったノーマンは「この作品はジョン・ウィックのハートとスタイルと感情が全て詰まっています。この映画に参加できたことを光栄に思います」と誇らしげに語り、胸を張って作品の出来栄えをアピールした。
チャド・スタエルスキ:
一貫してシリーズを監督し今回は製作として本作を見守ったチャド・スタエルスキからは「日本の皆様に心から感謝申し上げます。私とキアヌは日本の大ファンで、出来る限りこの映画に日本のテーマやキャラクターを取り入れるように努めています。日本の皆さんにもこの映画とアナの事を気に入って頂けるよう祈っています」とキアヌ同様、日本のファンに向けて愛溢れるメッセージが贈られた。
脚本・シェイ・ハッテン:
本作の脚本を担当したのはNetflixの人気作『アーミー・オブ・ザ・デッド』や『デイ・シフト』など過激でスピード感あるストーリーが評価されるシェイ・ハッテン。「この脚本はオリジナルとして9年前に書き始めたものなんです。しかし、スタエルスキ監督に気に入ってもらえ、ジョン・ウィックの物語の中に組み込まれることになりました。そのため、ジョン・ウィックの世界観に落とし込むために9年もの時間を費やしたんです」と驚きの裏話と本作の公開が祈願だったことをしみじみと明かした。
業界への影響と今後の展開
この映画は、成功したアクション・フランチャイズのスピンオフ作品として、ハリウッドにおけるユニバース展開の新たなモデルを提示する可能性がある。女性主人公によるアクション映画としても注目され、ジェンダーの多様性を重視する現代の映画業界の流れに沿った作品として評価されることが予想される。
【作品情報】
タイトル:『バレリーナ:The World of John Wick』
公開日:8月22日(金)全国公開
※本記事は英語の記事から抄訳・要約し、日本向けプレスリリース情報を追記しました。
【関連記事】
- 『ジョン・ウィック』の続編シリーズがテレビで制作中
- キアヌ・リーブス×サンドラ・ブロックが再共演―Amazon MGMのロマンス・スリラー企画が進行中
- アナ・デ・アルマスが語る、『バレリーナ』でのキアヌ・リーブスとの共演と舞台裏
- ベン・アフレック主演『ザ・コンサルタント2』Amazonプライムビデオで独占配信決定! 予告編と新ビジュアルが解禁
- トム・クルーズの衝撃スタント13連発!ビルジャンプ、スピードフライング…『M:I』シリーズ最新作も