『ウィキッド ふたりの魔女』続編、新予告とポスター公開 – グリンダとエルファバの運命、ドロシーの登場

シンシア・エリヴォ、アリアナ・グランデ、映画『ウィキッド ふたりの魔女』 写真: Universal
シンシア・エリヴォ、アリアナ・グランデ、映画『ウィキッド ふたりの魔女』 写真: Universal
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ジョン・M・チュウ監督による『ウィキッド ふたりの魔女』の続編、『ウィキッド:フォー・グッド(原題)』の初回予告編が公開された。第1部と同様の人気を獲得することになるだろう。

11月21日全米公開予定、豪華キャストが再集結

ユニバーサルピクチャーズは、2025年11月21日に米国で劇場公開予定の続編『ウィキッド:フォー・グッド(原題)』の予告編を公開した。『ウィキッド ふたりの魔女』に引き続き、アリアナ・グランデがグリンダ役、シンシア・エリヴォがエルファバ役を再演する。

両女優は4月のシネマコンにて、配給会社によるプレゼンテーションの舞台に登場し、『ウィキッド:フォー・グッド(原題)』の映像が初めて上映された。

友情の試練と選択の結果を描く物語

続編であり完結編の『ウィキッド:フォー・グッド(原題)』は、2人の魔女が以前の決断の結果と、それが友情に与える影響に直面する物語である。予告編では、顔は見せないもののドロシーの初登場が示唆され、黄色いレンガ道、結婚式、そし空飛ぶ猿たちが登場する。

予告編の終盤近くで、グリンダがエルファバに向かって「エルファバ、みんながあなたを狙っているの」と警告するシーンが印象的である。

実力派キャストが集結

キャストには、前作から続投のジョナサン・ベイリーイーサン・スレイター、マリッサ・ボーディ、ミシェル・ヨー、ジェフ・ゴールドブラムが名を連ねる。脚本も同様にウィニー・ホルツマンとダナ・フォックスが担当し、マーク・プラットとデヴィッド・ストーンがプロデューサーを務める。

前作の圧倒的成功とブロードウェイの遺産

トニー賞受賞ブロードウェイ・ミュージカルの2部作映画化は、2003年の舞台版デビュー後、長期間にわたって企画されてきた。昨年11月に公開された第1作『ウィキッド ふたりの魔女』は、世界興行収入で約1000億円以上を記録し、ブロードウェイ映画化作品として史上最高の興行成績を達成した。

グレゴリー・マグワイアによる1995年の小説『ウィキッド』を基にした舞台ミュージカル『ウィキッド』は、ドロシー到着以前の『オズの魔法使い』の登場人物たちの物語を描いている。現在もブロードウェイで上演を続けており、第1作映画の成功を受けてチケット売上が急増している。『ウィキッド ふたりの魔女』はアカデミー賞で10部門にノミネートされ、そのうち2部門で受賞を果たした。

プロデューサーが語る2部作化への経緯

舞台版と映画版の両方を手がけたプロデューサー、マーク・プラット氏は、今年初めのイベントで、当初はスクリーン版を当初は映画版を2部作に分けることに躊躇していたと明かした。

「子供の頃、ミュージカル映画や『アラビアのロレンス』など、途中に休憩時間があるような映画を観に行った記憶がある。それが実は『ウィキッド』に対する私の夢だった。休憩時間を設けて上映できればと考えていた」とプラット氏は当時語った。「それは私が敗れた戦いの一つだった」

エンターテインメント業界への影響

この続編は、ブロードウェイから映画への成功的な移行例として、エンターテインメント業界に大きな影響を与えると予想される。前作の成功により、ミュージカル映画ジャンルの復活と、舞台作品の映画化への関心が高まっている。

『ウィキッド:フォー・グッド(原題)』は、観客に愛され続けるキャラクターたちの物語を完結させると同時に、現代の映画技術とブロードウェイの伝統的な魅力を融合させた作品として期待されている。

※本記事は抄訳・要約です。オリジナル記事はこちら

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