『タルサ・キング』スピンオフ、サミュエル・L・ジャクソン主演計画が浮上

サミュエル・L・ジャクソンが、人気犯罪ドラマ『タルサ・キング』のスピンオフ作品に主演する方向で、現在交渉が進んでいる。

このスピンオフは、シルベスター・スタローン主演のドラマ『タルサ・キング』の世界観を引き継ぎ、舞台をニューオーリンズに移した新シリーズとなる見込み。もともと脚本家テレンス・ウィンターが構想していたもので、今回は『メイヤー・オブ・キングスタウン』などで知られるデイヴ・エリクソンが脚本・製作総指揮を担当する。

関係者によれば、ジャクソンはまず『タルサ・キング』シーズン3にゲストキャラクターとして登場し、そこからスピンオフへと物語が展開していく計画だという。なお、シーズン3は現在、オクラホマ州とアトランタで撮影中。

このキャスティングは、『タルサ・キング』を配信しているParamount+とテイラー・シェリダンにとって大きな話題となっている。

サミュエル・L・ジャクソンは、『アベンジャーズ』シリーズや『パルプ・フィクション』（アカデミー賞助演男優賞ノミネート）、『ジュラシック・パーク』などの出演作で、累計興行収入が70億ドル（約1兆円）を超える世界的俳優。2023年には「史上最も稼いだ俳優」としてギネス世界記録にも認定された。

業界関係者のひとりは、「シェリダンがこれだけの大物をTVシリーズに迎えるのは異例」と驚きを示している。

またジャクソンは、パラマウント・ピクチャーズの映画『Man of War（原題）』にも主演予定で、パラマウントとの関係を今後さらに深めていくとみられる。

Paramount+は現時点でこの件についてコメントを控えている。

※本記事は要約・抄訳です。オリジナル記事（英語）はこちら

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