『ザ・ボーイズ』など出演エリン・モリアーティ30歳、バセドウ病の診断を公表

エリン・モリアーティ Michael Kovac/Getty Images for Sony Pictures Television
エリン・モリアーティ Michael Kovac/Getty Images for Sony Pictures Television
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Amazonプライムビデオシリーズの人気ドラマ『ザ・ボーイズ』でアニー・ジャニュアリー(スターライト)役を演じるエリン・モリアーティが、バセドウ病と診断されたことをインスタグラムで公表した。女優は治療開始後の劇的な改善について「治療を始めて24時間以内に、光が戻ってくるのを感じた。それ以来、力が戻り続けている」と投稿している。

エリン・モリアーティは、ドラマ『ザ・ボーイズ』以外にも、映画『ブラッド・ファーザー』(2016年)でメル・ギブソンが演じた役の娘を演じるなど、数々のドラマ・映画で活躍している。

バセドウ病診断の経緯と症状の改善

エリン・モリアーティは木曜日にインスタグラムでこの健康状態について詳細を明かした。「1か月前、バセドウ病と診断された。治療を始めて24時間以内に、光が戻ってくるのを感じた。それ以来、力が増し続けている」と述べている。

エリン・モリアーティは同じ症状に悩む人々に向けて、「少しでも違和感があれば、検査を受けてほしい。我慢や乗り越えようとする必要はない。あなたには快適に過ごす権利がある。現実は十分困難なのだから」と呼びかけている。

母親との会話で明かされた深刻な症状

エリン・モリアーティが投稿した写真の中には、母親との会話のスクリーンショットが含まれている。そこで彼女は「楽になりたい。今夜は吐き気がする。自分らしさから遠ざかった感じがして、この状態でずっと生きていくことはできない」と書いていた。

診断前を振り返り、「ひとつ言えることは、すべてをストレスや疲労のせいにしていなければ、もっと早くこの病気を発見できただろう」と述べている。

バセドウ病についての医学的情報

さらに、「自己免疫疾患は人それぞれ異なる形で現れる。あなたの体験は私とは違うだろうし、私の体験もあなたとは違う。大きく異なるかもしれないし、わずかな違いかもしれない」と付け加えている。

米メイヨークリニックによると、バセドウ病は「甲状腺に影響を与える免疫系の疾患」であり、「体が甲状腺ホルモンを過剰に作り出す原因となる」とされている。同クリニックは、この病気は誰でもかかる可能性があるが、特に女性や30歳以上の人に多く見られると指摘している。

Amazonシリーズ『ザ・ボーイズ』での活躍と今後の展開

エリン・モリアーティは、エリック・クリプキが手がけるスーパーヒーロードラマ『ザ・ボーイズ』で、第1シーズンからアニー・ジャニュアリー(スターライト)役を演じている。同作のシーズン4は約1年前に終了しており、シーズン5の配信時期についてはまだ正式な発表はないが、シーズン5が最終シーズンになることが決まっている。

健康への意識向上を呼びかけ

エリン・モリアーティの今回の公表は、ファンや、同じ症状に悩む人々にとって重要なメッセージとなっている。彼女の体験談は、体調不良を単なるストレスや疲労として片付けずに、適切な医療検査を受けることの重要性を示している。

バセドウ病は適切な治療により症状の改善が期待できる疾患である。エリン・モリアーティの回復の様子は、同じ病気と闘う多くの人々にとって希望の光となっているだろう。

※本記事は英語の記事から抄訳・編集しました。

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