ブラッド・ピットの魅力に心奪われる映画10選
俳優を目指すため、卒業2週間前に大学を中退してロサンゼルスへ移住後、瞬く間にブレイクし、30年以上映画業界の第一線で活躍しているブラッド・ピット。
映画のようなサクセスストーリーを生きるハリウッドの人気スターは、2025年12月18日に62歳を迎える予定だ。
これまでに40本以上の作品に出演し、2025年6月27日(金)公開の最新作『F1/エフワン』では伝説のレーサー役に挑戦。
ブラッド・ピットの出演作品の中から、特に彼の魅力に心奪われる映画10作品を厳選した。
初々しいブラピからワイルドなブラピまで満喫してほしい。
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※配信先情報は2025年6月22日時点の情報です。
『テルマ&ルイーズ』(1991年)
親友同士のテルマとルイーズはドライブ旅行中。平凡な旅のはずが、テルマが男からレイプされそうになり、ルイーズは男を射殺してしまう。2人は警察に自首せず逃避行することに…。リドリー・スコットがメガホンをとった自己解放ロードムービー。テルマをジーナ・デイヴィス、ルイーズをスーザン・サランドンが演じる。
まだ無名だったブラッド・ピットがブレイクするキッカケとなった出世作。ブラッド・ピットは、テルマとルイーズが逃避行する道中で出会うヒッチハイカーのJ.D.役を演じた。わずかな出演時間にもかかわらず、甘いマスクとチャーミングな笑顔で鮮烈な印象を残す。
初々しさが残ったあどけないブラピが見られる貴重な1本。
『セブン』(1995年)
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キリスト教の「七つの大罪」に基づく連続猟奇殺人事件を追う刑事たちの姿を描いたサイコスリラー。ダークで緊張感漂う世界観で、公開から30年たった今もなお語り継がれるデヴィッド・フィンチャー監督の衝撃作。
ベテラン刑事サマセットは新人刑事ミルズと連続猟奇殺人事件の捜査を担当することに。次の犯行を阻止しようとする2人だったが、次第に犯人に絶望へと追い詰められていく。
クライマックスに向かって感情を爆発させていくブラッド・ピットの演技力が光る。
サマセットをモーガン・フリーマン、ミルズをブラッドが演じた。本作での共演がきっかけでブラッドはグウィネス・パルトロウと婚約するが1997年に破局する。
『ジョー・ブラックをよろしく』(1998年)
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ブラッド・ピットが人間の女性に恋する死神を演じたファンタジー・ラブストーリー。共演はアンソニー・ホプキンス、クレア・フォーラニ。
事故死した青年の肉体を借りた死神ジョー・ブラックは、死期の近い大富豪パリッシュを迎えにいく。だがジョーは少しの時間を取って、パリッシュに人間の世界を案内してもらうことに。ジョーを見たパリッシュの娘スーザンは驚く。なんとジョーの姿は先日街中で出会った青年にそっくりだったのだ。
主人公が死神であることから、死生観や人生について考えさせられる台詞が多く登場する。
印象的なのは、ブラッド演じる青年とスーザンが交差点で振り返りながら立ち去るシーン。目が合うタイミングや見つめ合う眼差しには、映画史に刻まれるべき切なさと美しさが宿っている。
『ファイト・クラブ』(1999年)
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『セブン』に続きデヴィッド・フィンチャー監督との2度目のタッグとなった、カオスでバイオレンスな衝撃作。
不眠症に悩むエリートのジャックは、飛行機で謎の男タイラーと出会い彼の家に居候することに。タイラーに導かれるまま、他人を殴り合う秘密組織「ファイトクラブ」のメンバーになる。
謎の男タイラーをブラッド・ピット、ジャックをエドワード・ノートンが演じる。鍛え抜かれた肉体、殴られた傷跡、タバコを吸う仕草など、男らしさ全開なブラピが印象的。何度も観返して考察したくなる予測不能な異色ドラマ。
『オーシャンズ11』(2001年)
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ブラッド・ピットはじめ、ジョージ・クルーニー、ジュリア・ロバーツ、マット・デイモンほか超豪華スターが集結した華麗なるサスペンス・アクション。大ヒットを受け、その後2作の続編と1作のスピンオフ作品も制作された。監督はスティーブン・ソダーバーグ。
詐欺師のダニー・オーシャンは犯罪スペシャリストの10人を集める。その目的はラスベガスのカジノの地下金庫にある1億6000万ドルを盗み出すことだった!
ラスティーを演じるブラピがハンバーガーやスナックなど常に何かを食べている姿が話題になる。役作りの一貫とも言われているが、真相はいかに…。
『Mr.&Mrs. スミス』(2005年)
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互いの正体を知らない殺し屋の2人が、運命的に出会い電撃結婚する。しかし2人は対立する組織に所属していると知り、壮絶な殺し合いが始まる。ブラッド・ピットとアンジェリーナ・ジョリー主演のアクション・コメディ。
2004年に2人は本作の共演がきっかけで交際に発展。しかし当時ブラッドはジェニファー・アニストンと結婚していた。ブラッド&ジェニファーカップルのファンたちは、熱愛報道をやきもきして見守ったが、2005年に2人は離婚。その後、長い交際を経てブラッドはアンジェリーナと2014年に結婚するが、2016年に離婚を申請した。
『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』(2008年)
『セブン』『ファイト・クラブ』に続き、ブラッド・ピットがデヴィッド・フィンチャー監督とタッグを組んだ感動のヒューマン・ファンタジー。原作はF・スコット・フィッツジェラルドの短編小説。
老人の姿で生まれ、年を重ねるごとに若返っていくベンジャミン・バトンをブラッドが演じた。愛する人々との出会いを交差しながらも懸命に生きるベンジャミンの人生を描く。共演はケイト・ブランシェット、ティルダ・スウィントンほか。
『マネーボール』(2011年)
メジャーリーグ球団「オークランド・アスレチックス」のゼネラル・マネージャー、ビリー・ジーンをブラッド・ピットが演じた感動の実話映画。共演はフィリップ・シーモア・ホフマン、ロビン・ライト。
弱小球団のアスレチックスは資金難で優秀な選手も集められず行き詰まっていた。そんな中、ビリーは周囲の反対を押し切り、独自の理論「マネーボール理論」を使ってチームの再建を計画する。ノンフィクション作家マイケル・ルイスによる『マネー・ボール 奇跡のチームをつくった男』が原作。
型破りで短気で自分の信念を曲げないビリーをブラピが熱演。デスクでスナックを頬張る姿もキュート。
『マリアンヌ』(2017年)
舞台は第2次世界大戦中のカサブランカ。イギリスの極秘諜報員マックスとフランス軍レジスタンスのマリアンヌは、夫婦になりすましドイツ大使を暗殺する。やがて2人は恋に落ちロンドンで結婚するが、マリアンヌに二重スパイの疑いがかかる…。
ブラッド・ピットと恋に落ちるマリアンヌ役をマリオン・コティヤールが演じる。監督は『フォレスト・ガンプ 一期一会』のロバート・ゼメキス。
1940年代のファッションを完ぺきに着こなすブラッドに魅了される。『ファイトクラブ』のヤンチャな役柄とは違い、二枚目で影のある彼は必見。
『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』(2019年)
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ブラッド・ピットがレオナルド・ディカプリオとついに初共演。ブラッドが演じるのは、レオナルド扮するスター俳優のスタントマンという新鮮な役どころ。
人気が低迷するスターのリック・ダルトン(演:レオナルド・ディカプリオ)とスタントマンの友情を軸に、1969年ハリウッドの光と闇を描く。
全米を震撼させた“シャロン・テート事件”を背景に、映画ではリックの家の隣にロマン・ポランスキー監督と女優のシャロン・テート夫妻が引っ越してくる。シャロン・テートをマーゴット・ロビーが演じる。
また、『ANORA アノーラ』で2025年アカデミー賞主演女優賞を受賞したマイキー・マディソン、『サブスタンス』での熱演が話題のマーガレット・クアリーも出演。監督は、本作が長編映画9作目となるクエンティン・タランティーノが務めた。
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