シンシア・エリヴォがマイケル・ベイ新作に出演!話題のSFスリラー「サチュレーション・ポイント」をユニバーサルで映画化

俳優のシンシア・エリヴォが、マイケル・ベイが手掛ける新作SFアクション・スリラー『サチュレーション・ポイント(原題)』に出演する。
今週『ジュラシック・ワールド/復活の大地』を公開するユニバーサル・ピクチャーズが手掛ける同作は、新たなSFホラーシリーズとなる可能性がある。シンシア・エリヴォは、同スタジオの『ウィキッド ふたりの魔女』に緑の魔女・エルファバ役で出演した。
『サチュレーション・ポイント』の原作は、アーサー・C・クラーク賞や英国SF協会賞を受賞したイギリスSF界の巨匠、エイドリアン・チャイコフスキーが2024年に出版した小説。脚本はミニー・シェディーンが担当する。
同作は、地球温暖化の進行によって超高温多湿の危険エリア「サチュレーション・ゾーン」が生まれた世界を描く、SFスリラー作品だ。主人公のジャスミン・マークス博士はある企業から指示され、サチュレーション・ゾーンへ向かい捜索救助活動を指揮する。しかし、そこは予想をはるかに超えて危険な場所だった。さらに、企業が隠している真実や、人間以外の知的生命体の存在も明らかになっていく。
エリヴォは主演にくわえ、ユニバーサルとファーストルック契約を結んでいる自身の映画製作会社エディス・ドーターを通じてプロデュースも担当。同制作会社のプロデューサー、ソロム・ウィリアムズも参加する。
エリヴォは『ウィキッド ふたりの魔女』(2024年)で緑の魔女・エルファバ役を演じ、アカデミー賞主演女優賞にノミネートされた。同作は世界興行収入で約8億ドル(約1,100億円)を記録。アカデミー賞10部門にノミネートされ、2部門で受賞を果たした。11月21日に全米公開予定の同作後編『ウィキッド:フォー・グッド(原題)』でも同役を続投する。
現在のところ『サチュレーション・ポイント』の監督は未定だ。しかし、プロデューサーとして映画製作会社プラチナム・デューンズのマイケル・ベイおよびブラッド・フラーの参加が決定している。同社のアレックス・ジンノも、エグゼクティブ・プロデューサーとして名を連ねる。
プラチナム・デューンズはホラーとアクションを得意とし、『クワイエット・プレイス』や『パージ』シリーズが大ヒットを記録。その他の収益作品には『呪い襲い殺す』(2014年)や実写版『ミュータント・タートルズ』シリーズなどがある。
ユニバーサルからは、制作開発担当シニア・バイス・プレジデントのライアン・ジョーンズと、製作開発ディレクターのクリスティン・サンが参加し、スタジオ側のプロジェクトを指揮する。
※本記事は英語の記事から抄訳・要約しました。
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