新スーパーマン役のデヴィッド・コレンスウェット、過去に演じたスーパーマン俳優たちからの「アドバイスは一切なかった」と語る

ヘンリー・カヴィルとタイラー・ホークリンは、ジェームズ・ガン監督による新作映画『スーパーマン』で主役に抜擢されたデヴィッド・コレンスウェットを応援している。しかしながら、彼に役作りの具体的なアドバイスを与えることには慎重であった。
ロンドンで行われたDCスタジオ作品のプレミアにて、コレンスウェットは『Heart』のインタビューに応じ、カヴィルとホークリンの両者とやりとりを交わしたことを明かした。ただし、その際に役作りに関する「アドバイスは一切なかった」という。
「ヘンリー・カヴィルとタイラー・ホークリンという、以前スーパーマンを演じた2人と手紙を交わす機会を得た。興味深いことに、2人ともそれぞれの言葉で『アドバイスをしようとは思わない』と述べていた」と彼は語っている(『Beat 102 103』を通じて)。「これは、ある意味で非常にスーパーマン的な態度である。スーパーマンとは、本質的に他人に助言したり指図したりするタイプの人物ではないのだと思う」
両俳優とも具体的なアドバイスは避けたものの、コレンスウェットに対して励ましの言葉を送ったという。
「彼らは単に『楽しんで演じてほしい』という励ましの気持ちを伝えてくれた。これもまた、スーパーマンらしい接し方であると感じた」と彼は説明している。「二人とも非常に励みになる言葉をくれたし、心温まる交流であった」
また、コレンスウェットはカヴィルおよびホークリンとまだ直接会ったことはないものの、「いつか彼らに会える日を楽しみにしている。同じ空間で語り合える日が来れば、それは素晴らしい経験になるだろう」と語った。
ジェームズ・ガン監督による『スーパーマン』は7月11日に劇場公開予定であり、コレンスウェットがスーパーマンを演じるのは今作が初となる。なお、カヴィルは『マン・オブ・スティール』(2013年)、『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』(2016)、『ジャスティス・リーグ』(2017)でクラーク・ケント役(スーパーマン)を演じた。一方、ホークリンは2021年から2024年にかけて放送されたテレビシリーズ『スーパーマン&ロイス』で同役を演じた。
ガン監督がコレンスウェットを主役に選んだ理由の一つは、ロイス・レイン役を演じるレイチェル・ブロズナハンとの間に見られた素晴らしい相性であった。監督は「レイチェルは非常に緻密な演技をする俳優であり、対するデヴィッドはどちらかというと自由奔放なタイプである。この対照的な演技スタイルが、スクリーン上で独特な力強さを生み出す」と説明している。
※本記事は英語の記事から抄訳・要約しました。
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