『スター・ウォーズ』ダース・ベイダーのライトセーバー、初のオークション出品へ──落札予想は最大4億円

『スター・ウォーズ』ファン垂涎のダース・ベイダーのライトセーバーを含む関連小道具が、オークションに出品される予定だ。
『スター・ウォーズ エピソード5/帝国の逆襲』(1980年)と『スター・ウォーズ エピソード6/ジェダイの帰還』(1983年)で実際に使用された、ダース・ベイダーの主要な決闘用ライトセーバーが、9月にロサンゼルスのプロップストアによるオークションに出品される。これは、『スター・ウォーズ』でダース・ベイダーを演じた俳優デビッド・プラウズと、スタントダブルのボブ・アンダーソンが実際に使用したもので、予想落札価格は100万ドル(約1億5,600万円)から300万ドル(約4億4,300万円)にのぼると見られている。
このライトセーバーは、オリジナルの『スター・ウォーズ』三部作に登場する“ヒーロー・ライトセーバー”としては、初めてオークションに出品されるとのこと。今回のエンターテインメント・メモラビリア・ライブ・オークションは、『スター・ウォーズ エピソード5/帝国の逆襲』公開45周年の節目となる今年、開催される。
プロップストアのCOO(最高執行責任者)であるブランドン・アリンガー氏は、「オリジナル三部作から現存する本物のライトセーバー小道具は非常に希少であり、この歴史的なアイテムを9月のオークションで出品できることを誇りに思います。まさに“聖杯”とも言える逸品で、世界トップクラスのコレクションにふさわしい価値を持っています」と語っている。
このライトセーバーは、8月にロンドン、ニューヨーク、ビバリーヒルズの3都市を巡るプレスツアーで公開される予定だ。ツアーではそのほかにも、『インディ・ジョーンズ/最後の聖戦』でハリソン・フォードが実際に使用した鞭とベルト、『メン・イン・ブラック』のヒーロー用ニューラライザー(接写撮影用)、『ロード・オブ・ザ・リング:旅の仲間』に登場するサウロンの兜などの展示も行われる。
2022年、プロップストアはスクリーン使用が確認されたXウイング・ファイターのミニチュアモデルを出品した。このモデルは全長22インチ(約56センチ)で、ジョージ・ルーカス監督によるオリジナルの『スター・ウォーズ』のために製作されたもの。最終的に230万ドル(約3億3,700万円)以上で落札された。
※7月16日時点のレートで計算
※本記事は英語の記事から抄訳・要約しました。
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