BTS、初のライブアルバム『Permission To Dance On Stage — Live』をリリース|除隊後初のグループ復帰作

BTSが3年ぶりとなるグループアバム『Permission To Dance On Stage — Live』をリリース。兵役終了後、初の復帰作として、同名のソールドアウトツアーを収録したライブアルバムを発表した。
この約1時間20分におよぶアルバムには、2021年に行われたツアーから22曲が収録されている。このツアーは、ソウル、ロサンゼルス、ラスベガスの3都市で計12公演が開催されたものである。もともとこのツアーは、新型コロナウイルスの制限措置によりオンラインコンサートとして開始されたが、制限の緩和に伴って対面での公演へと拡大された。
発表によれば、このツアーは、会場での観客、ライブビューイング(ロサンゼルスのYouTubeシアターおよびラスベガスのMGMグランド・ガーデン・アリーナなどの近隣会場でのリアルタイム中継)、さらにオンライン配信を合わせて、合計400万人の観客を動員したという。『Permission To Dance On Stage — Live』には、“DNA”、“Idol”、“Fake Love”、“Boy With Luv(feat. Halsey)”といったBTSの定番曲に加え、“Black Swan”、“Spring Day”、“Airplane pt. 2”、“Silver Spoon”といったファンに人気の楽曲も収録されている。
もちろん、グループがこれまでに発表した英語曲 “Dynamite”、“Butter”、“Permission to Dance” の3曲も収められている。
アルバム購入者には特典として、ソウル公演のライブ映像を視聴できるデジタルコードも付属する。
今月初め、7人組のBTSは、約3年ぶりとなるグループでの生配信を行い、Hybeが運営するファン向けプラットフォーム「Weverse」にて、除隊後の今後の活動計画を明かした。
BTSはファンに対し、全員でアメリカに渡り、新しい音楽制作に取り組む予定であることを伝えた。新曲は、2026年春のリリースを目標としているという。
配信中には、次回のワールドツアーの計画も発表された。これは、2021~2022年にかけて行われたツアー『Permission to Dance On Stage』以来となる、久しぶりの世界規模のツアーとなる予定である。
「来年の春に、新しいBTSのグループアルバムをリリースする予定である。7月からは、7人全員で本格的に新しい音楽制作に取り組む。グループアルバムである以上、メンバー1人ひとりの考えや想いが反映された作品になるだろう。デビュー当時の気持ちを思い出しながら、今作にも取り組んでいる」と、BTSは声明の中で述べた。
2026年までは、BTSの各メンバーは、以前から予定されていたソロ活動を継続しているようである。最年長のジンは、7月17日にアメリカ・アナハイムのホンダセンターでソロツアーを開始し、2夜連続公演を行った。また、ソロツアーを終えたばかりのJ-HOPEは、7月13日にドイツで開催されたロラパルーザ・ベルリンでヘッドライナーを務めた。
BTSの7人全員が再び顔をそろえたのは、2022年以来であり、これは先月、韓国・高陽(コヤン)で行われたJ-HOPEのソロコンサートのフィナーレで実現した。この再会は、グループにとっても多忙な1週間の締めくくりとなった。というのも、同週の初めに、RM、V、ジミン、ジョングクの4人が義務的な兵役から除隊し、すでに除隊していたJ-HOPEとジンに合流したためである。その翌週には、シュガが社会服務要員としての兵役を終了し、これによりBTSの全メンバーが正式にグループ活動へ復帰したことになる。
ファンは長らくBTSの7人揃っての復帰を待ち望んでいたが、兵役期間中の2年間にわたって各メンバーはソロ活動でも成功を収めてきた。なお、今回行われた約3年ぶりの生配信(2022年9月以来初)は、発表によると、リアルタイム視聴数が730万回以上を記録したという。
※本記事は英語の記事から抄訳・要約しました。
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