『アバター』がアニメ化!? ジェームズ・キャメロンが新章構想を語る|ビリー・アイリッシュとの3D企画も進行中

(左から)ロアク(演:ブリテン・ダルトン)とツィレヤ(演:ベイリー・バス)『アバター:ファイヤー・アンド・アッシュ』より
(左から)ロアク(演:ブリテン・ダルトン)とツィレヤ(演:ベイリー・バス)『アバター:ファイヤー・アンド・アッシュ』より 写真:THR.com
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ジェームズ・キャメロン、アバターの世界をアニメ化へ

 アバター・フランチャイズをさらに拡大する計画は尽きることがないようだ。

月曜日に公開された『エンパイア』誌のインタビューにおいて、『アバター』シリーズの脚本家・監督・クリエイターであるジェームズ・キャメロンは、この世界に対する自身の計画を明らかにした。

そのなかでキャメロンは、アバターの物語をアニメーションでさらに展開したいとディズニーに伝えたと語っている。

『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』 写真:20th Century Studios
『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』 写真:20th Century Studios

「アニメーションによるアンソロジー・シリーズを作りたい。アバターの世界を舞台にしながらも、そこからは想像できないような物語を描きたい」と、『タイタニック』(1997年)の監督であるキャメロンは述べた。「そこにはアニメーション映画も含まれるかもしれない。ストリーミング用の長編になるかもしれないし、劇場公開の長編になるかもしれない」

『アニマトリックス』のようなスピンオフ展開

キャメロンはさらに、自身のアイデアに対する「優れた例」として『アニマトリックス』(2003年)を挙げた。なぜなら「彼らは『マトリックス』の世界の中で、枠の外へと踏み出していたからだ」と語った。

しかし、アカデミー賞受賞者のキャメロンは、『アバター』にかんする自身のアイデアがまだ構想段階にあることを説明した。

スティーブン・ラング『アバター:ファイヤー&アッシュ』Courtesy of 20th Century Studios
クォーリッチュ大佐(演:スティーブン・ラング)『アバター:ファイヤー・アンド・アッシュ』より 写真:Courtesy of 20th Century Studios

「それについては、まだあまり手をつけていない。われわれはまだ物語を集めている段階であり、そのような作業をしているところだ」とキャメロンは語った。「私は、この企画をやりたいと思ってくれる、少数精鋭の映画監督やアニメーターを見つけなければならないんだ」

キャメロンによる『アバター』シリーズ第3作『アバター:ファイヤー・アンド・アッシュ』は、12月19日に劇場公開される予定であり、月曜日に公開された最初の予告編はすでに絶賛されており、「今年見た中で最も美しい映像のひとつ」と評されている。

ジェームズ・キャメロン×ビリー・アイリッシュ――極秘3Dプロジェクトが水面下で進行中

キャメロンの今後の予定として、今月初めに発表されたビリー・アイリッシュと取り組んでいる極秘の3Dプロジェクトも控えている。

ビリー・アイリッシュ、ジェームズ・キャメロン Henry Hwu; Robert Ascroft
ビリー・アイリッシュ、ジェームズ・キャメロン Henry Hwu; Robert Ascroft

「もしかすると、今日はいつもよりカメラの数が多いことに気づいたかもしれない。まだ詳しいことは言えないけれど、私が言えるのは、ジェームズ・キャメロンという人物と一緒にとても特別なことに取り組んでいるということ、そしてそれは3Dになるということ」と、アイリッシュはマンチェスター公演初日の観客に語った。

※本記事は英語の記事から抄訳・要約しました。

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