『キングスマン』のタロン・エガートン、次期ジェームズ・ボンド役を辞退「自分にはもったいない役」

『キングスマン』シリーズや『ロケットマン』で知られる俳優タロン・エガートンが、次期ジェームズ・ボンド役の候補から自ら辞退したことが明らかとなった。
新たなボンド映画は、『DUNE/デューン 砂の惑星』のドゥニ・ヴィルヌーヴが監督に決定し、ダニエル・クレイグの後任探しが本格化している。その中で、イギリス出身でスパイ役の経験もあるエガートンは、有力候補として注目されていた。
しかし、エガートンは7月29日に米Colliderのインタビューで「自分は“几帳面ではない”性格なので、ボンド役には向いていない」と語り、役柄に対する敬意を示しつつ辞退の意向を明らかにした。
「ジェームズ・ボンドは大好きであり、とりわけダニエル・クレイグ時代を高く評価している。しかし、自分が演じても良い結果にはならないし、もったいないと思う」と述べた。
さらに「今のキャリアの段階でボンド役を担うことは、大きな負担になる。オファーは受けていないが、仮にあっても、最も幸せになれる選択とは言えない」と続け、ボンド役がもたらす人生への影響を懸念していることも明かした。
エガートンは2023年にも、自身の体型に言及し、「体重管理が常に課題である。ボンド役は俳優であるだけでなく、ブランドの顔でもある。その責任を背負うのは短期的には楽しいかもしれないが、バーバラ・ブロッコリが“15年の契約になる”と話していたのを覚えている」と語っていた。
一方で、シリーズ最新作の監督を務めるドゥニ・ヴィルヌーヴは、次のようにコメントしている。
「父と共にボンド映画を観て育った自分にとって、ボンドは神聖な存在である。その伝統を敬いつつ、新たな任務への道を切り開いていきたい」
新生『007』の行方には、今後さらに注目が集まることだろう。
※本記事は英語の記事から抄訳・要約しました。
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