ジェレミー・レナー、MCU完全復帰を宣言──『ホークアイ』シーズン2に「間違いなく出演する」

『ホークアイ』シーズン2:ファン待望の続投宣言
ジェレミー・レナーはMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)への復帰に向けて準備を進めているようだ。
ジェレミー・レナーは現地時間火曜日に発売された英『エンパイア』誌のインタビューに応じている。その中で彼は2021年に配信された『ホークアイ』のシーズン2について、「間違いなく出演することになる」と意気込みを語った。レナーは以前、報酬をめぐって続投オファーを断っていただけに、今回の発言は意外だ。
彼はさらに続けてこう語る。「私はいつだってあの世界(MCU)にいることを楽しんでいます。スタッフや共演者も大好きですし、何より自分の役柄を本当に気に入っています。私は間違いなく(シーズン2に)出演することになると思いますよ。そしてまた新しいことに挑戦するんです。本当に嬉しいですね」
あらためて明かす「ホークアイ」役への意気込み
レナーがかつてシーズン2への出演を断った背景には、彼なりの事情があった。彼は2023年、自宅付近で除雪車にはねられて生死の境をさまようほどの重傷を負った。しかし、その直後に制作サイドがオファーした報酬が以前の半額だったことに納得がいかなかったという。彼は今年5月、以下のように心境を語っていた。
「だって、以前の倍くらいの苦労をして働かなくちゃならないのに報酬は半分なんですよ。拘束期間が実質8ヶ月なのに、半分の額でやれっていうんですから。さすがに“そりゃないだろ”って思いましたよ。私が除雪車にひかれて半分になったとでも思っているんですかね?」
あの恐ろしい事故から2年以上がたったいま、レナーが再び「ホークアイ/クリント・バートン」を演じる準備は万端のようだ。
「またホークアイという役を演じる準備はできています。私のタイツ姿を見たい人がどれほどいるかわかりませんが、タイツを着ても問題ない体型には戻りましたよ」
事故を経験した後の私生活での変化
また、事故を経験した後のレナーは、なにより健康を意識するようになったそう。本人いわく、そのことがケガからの回復へプラスにはたらいたのだとか。
「事故のまえの私自身とくらべると、今は150%です。健康でいることを自分の人生の中心として考えるようになりました。復活できたのはそのおかげです。確かに歳はとりましたが、今まで以上に強くなっていると感じますね。もちろんまだコンディションは万全ではありません。たとえば腱はまだ完治していませんし、関節の柔軟性や可動域の問題もあります。それでもより良く、強くなるために努力を続けていきたいですね。こういうことは事故にあっていなかったら考えなかったでしょう」
よりパワーアップしたホークアイの姿を楽しみに待ちたい。
※本記事は要約・抄訳です。オリジナル記事(英語)はこちら
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