この夏を代表する『TOKYO MER』最新作が熱く始動!観客動員が前作比160%の好調スタートダッシュ
TBSの人気ドラマの映画化第2作、劇場版『TOKYO MER~走る緊急救命室~南海ミッション』が8月1日、全国435館で封切られた。
主演の鈴木亮平をはじめ菜々緒、本作から参加した江口洋介、高杉真宙、生見愛瑠、宮澤エマ、さらにドラマからレギュラーを務める中条あやみ、小手伸也、佐野勇斗、フォンチー、賀来賢人、石田ゆり子と松木彩監督が一堂に会し、東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズで初日舞台挨拶を行った。
重大事故や災害時に最新の医療機器を搭載した緊急車両(MERカー)で出動し救命処置を施す医師たちの奮闘を描くシリーズ。本作では、鈴木扮するTOKYO MERチーフの喜多見が指導医として赴任した南海MERが、離島で発生した大規模な噴火に立ち向かう。
鈴木は、「今回はMER史上、最大のクライシスにこのメンバーで一丸となって挑めたことを誇りに思います。このメンバーでなければ実現しなかった。幸せをかみしめています」と感慨深げ。江口は客席を見渡し、「熱気が伝わってくる。これだけ愛されているいい作品に出られて感謝している」と笑顔で話した。
ドラマから医師の資格を持ちながら官僚として後方支援に回っている賀来は、MERとの共演がなく「皆の活躍を見ていると、格好良いと思わざるをえない。もう嫉妬。現場に行きたいと思った」とうらやましそう。
東京都知事役の石田も、「ドラマから4年がたって、家族みたいになっている現実は魔法のよう。私も事故現場にすごく行きたい」と熱望した。
対するTOKYOチームは、あうんの呼吸で丁々発止のやり取りを展開。中条は「この役を通してたくさん成長させてもらった。医療従事者の方への感謝もよみがえってきた。皆でこの場に立てて幸せな気持ち」としみじみ。
松木監督は、「皆さんが頼もしく、多くを言わなくてもわかってもらえた。安心感があり助かりました」と感謝した。
2023年に興行収入45億3000万円を記録した劇場版『TOKYO MER~走る緊急救命室~』に対し、初日は観客動員で160%というスタートダッシュ。鈴木は、「子供たちからも『医者になりたい』『看護師を目指したい』という手紙をもらう。誰かを救うために一生懸命、人生を懸ける。こんなにすばらしいことはないと思っています。邦画のエンタメ大作の一つの形として、自信を持ってこの夏を代表する作品になると宣言したい」と言葉に力を込めた。
取材/記事:The Hollywood Reporter 特派員 鈴木元
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